
ベトナムホイアンのリゾートホテル「ザ・ナムハイ」
こんにちは。デコラトリスの多賀谷洋子です。
7月に入り仕事も一段落し、夏休み旅行のことで気がそぞろな毎日です!いかがお過ごしですか。
最近、スタイリングにもよく使っているタイのインテリアブランド「アレクサンダーラモント」
偶然、数年前にこのブランドが参画したホテルに泊まるという嬉しい経験をしたので、ご紹介したいと思います。
それは、「ザ・ナムハイ」というホイアンのリゾートホテル。
ベトナムのホイアンは、最近日本からも直行便が出たダナンから車で30分程。16,7世紀には外国との交易港として繁栄し、その古い町並みから世界文化遺産登録もされています。
「ザ・ナムハイ」は、バリのザ・レギャン等アジアのラグジュアリーリゾートを展開する「GHMグループ」の一つなので、御存知の方も多いのでは。
バリも人気あるリゾートで以前はよく出かけていましたが、最近はもっぱらベトナムに行くことが増えています。その理由はやはりインテリアや空気感が好みだからの一言に尽きます。フランスの影響を受けている為か、コンテンポラリーという尺度でみるとバリのようにかっちりとシャープ過ぎず、どことなく緩さのある雰囲気に心魅かれます。
さて、ホテルは全室ヴィラですが、海に対して放射線に建てられている為、どのお部屋からも海が見えて、バルコニーから海に直行できます。
ベトナムに来ると、他の建物でも特有の乾いた茶色の使い方に魅了されますが、お部屋のインテリアも同様、色使いや素材がとても洗練されていました。
普段、物に囲まれた生活をしているので、自宅より遥かに広い空間で数日間過ごせるのは本当にリラックスできますね!
そして、このホテルの高級感を確実なものにしているのは、やはり小物や家具に「アレクサンダー・ラモント」のものが多数使われていること。
英国人デザイナーが手掛けるタイのブランドですが、アジアのラグジュアリーリゾートや、ハイブランドの店舗装飾等で使われていて、最近は、アマン東京がいち早く日本で導入しました。
この金彩を施したブロンズの置物のように、シャグリーン・漆・寄木細工・パーチメントといった希少価値の高い素材を贅沢に使い、職人の技巧を施して完成される芸術品ともいうべきハンドメイド。
アクセントとして置くだけでも、空間にドラマが生まれます。
池に囲まれたスパからの眺め。
静謐という言葉が似合う空間です
ランタンが有名なホイアン、
ホテルの庭も幻想的なライトアップがされていました。
時計も気にせず、頭をからっぽにして過ごせるのが魅力のコンテンポラリーなアジアンリゾート、
是非、又再訪したいと思います。
追記です!
明日発売となる新刊
「アンティークシルバーのティータイム・テーブルセッティング 食卓を彩る銀器の種類、扱い方と上手なおもてなし」
こちらでも 「アレクサンダー ラモント」をスタイリングに使用し、アジアンモダンなティータイムを提案していますので、次回、ご紹介したいと思います!
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