デコラトリスによる洗練探しの旅

使い心地に感動!フィスラーの赤いフライパン「センサーレッド」

連休はいかがお過ごしでしたか?

私は、ソウルで発酵食と美活に励んでまいりました。コリアンエアーを利用しましたが、ビビンバ、キムチ、ごま油、コチュジャン。。。。とティピカル韓国食のフルラインナップメニューに、普段、機内食は極力頂かないことにしている私ですが、カリフォルニアワインとのマリアージュにトライ。

韓国食の辛さは、甘みもしっかりと共存しているため、ふくよかでストレートな赤ワインとの相性は、発酵食品同士なかなか。新たな韓食ワールドに開眼した旅となりました。

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さて、今年に入ってからリビング断捨離に励んでいます。前回の食器棚についてはこちら⇒ https://madamefigaro.jp/blog/yoko-tagaya/post-84.html

テーブルウエアは、パリスタイル会員の方々限定のチャリティセールを開催したこともあり、ほんの少しですが食器棚にゆとりができました。

新しいものを迎える準備が整ったので、さっそく、気になっていたリモージュをパリにオーダー。画像だけで現物は確認できませんが、公私共に愛用しているブランドの新作なので、届くのが待ち遠しいこの頃。

食器と並行し、キッチンのリネン類や調理器具も一新しつつあります。ほとんど出番のないものや、いまいち使い勝手が不満なものなどキッチンツールを見直し、思い切って処分。すっきりしたので、この連休中より機能性の高い家電や調理器具に買い替えました。

中でも、特に「進化系」で感動的なフライパンに出会えたので、ご紹介したいと思います。

すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、フィスラーの「センサーレッド」 ビジュアルも魅惑的な赤いフライパンです。

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私は、ミルやキャニスターなどキッチンアイテムのほとんどを、WMFのもので揃えています。これまで、衝動買いや失敗を繰り返し、あれこれ使った結果、ビジュアルと機能性を兼ね備えたキッチンウエアは、made in Germanyが多いという結論に至りました。そのため、今回、買い替えたほとんどのものはやはりドイツブランド。シンプルでドラマティックなカラーも、無機質なWMFのステンレスと好相性です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのフライパン、なぜ進化系なのかと言うと、「サーモセンシティブコーティング」という、熱に反応すると本体そのものの色が変化するという技術が内面に施されているからです。つまり、調理のベストタイミングを、フライパンの色が教えてくれるというのです。

使用前は、明るいレッド

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熱して調理の適温180~190度になると、ダークレッドに変化します。

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野菜の炒め物などをする際、加熱が十分でないうちに材料を入れると、野菜から余分な水分が出てしまい思い通りの味にならないことが多々ありましたが、これにより即座に解決しました。

又、熱が均一で、且つ一気に伝わるので、オムレツなどシンプルなお料理もふわトロ、まるでプロの仕上がりとなり、このフライパンの優秀さに日々感動しています。

私の周りにはドイツ人の友人が何人かいますが、彼らに共通しているのは、勤勉で無駄がないこと。時間にも正確。一緒に仕事してもストレスを感じるようなことは皆無と言っていいほど。

フライパンの色を一目見るだけで調理のベストタイミングを逃さず、且つ無駄な時間とストレスを極力解消とは、まさにドイツらしい国民性を反映しているかのよう。他の国では絶対に考えつかないような機能ではありませんか?

 

では、旅行前に冷凍しておいた残りもののバゲットでフレンチトーストを作りましたので、お勧めの頂き方と共にご紹介します。

卵黄、牛乳などに浸し、一晩おいたパンを並べます。

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きれいな焼き色にするコツは、パンの下に砂糖をうすく広げること。今回はブラウンシュガーを使っています。

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スピーディな熱伝導効果で、外はかりっ、中はふわっふわな仕上がりとなりました。

盛り付けは、メイプルシロップの他、フランボワーズのコンフィチュールとブルーチーズソースを添えて。

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チーズソースは、ダナブルーなどお手軽価格の青かびチーズとホイップクリームを混ぜるだけでOK。ワインにも合う休日のブランチメニューになります。

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ついでながら、インスタジェニック?な写真も。

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断捨離=新しいものとの出会いと言っていいかもしれません。たかがフライパン、されどフライパン!調理器具一つで、小さな幸せを噛みしめている私。

皆様にも、素敵なものとの出会いが訪れますように。

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多賀谷洋子

食空間デコレーター。雑誌編集、外資系客室乗務員を経て、テーブルコーディネーターに。ブライダルやパーティ、商業施設から個人宅まで幅広くインテリアデコレーション手がける。雑誌やレシピ本のスタイリングでも活躍。パリスタイル主宰、フランスチーズ鑑評騎士の会 チーズシュヴァリエの顔も持つ。著書「美しくなるチーズレシピ:“チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!」が話題。

http://paristyle.jp/

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