
パリの最新パラス「ラ・レゼルヴ」のスイートルーム
猛暑という言葉では足りないほどの厳しい暑さ、いかがお過ごしですか。
来月、パリに行くため、改めて昨年のパリ旅行画像を眺めながら、次回のプランを立てています。
さて、昨年夏は、最新パラス「la Reserve Paris hotel and Spa ラ レゼルヴ パリ」のレストランle Gabrielへディナーに伺いました。
食後のカフェを愉しんでいると、ディレクターの方が「よろしければ、ホテルのお部屋をご覧になりませんか」と、ホテル案内をお申し出て下さり、思いがけず深夜のホテルツアーをさせて頂くことに。このあたりは、以前ブログにお書きしましたので、是非バックナンバーをご覧ください!!
https://madamefigaro.jp/blog/yoko-tagaya/post-89.html
今回は、続編です。
「まあ、よろしいのでしょうか」返事をしながら、すでに拝見モードのスイッチが入ります。というのも、こちらのインテリアデザインは大好きな「ジャックガルシア」なのです。話題の最新作は、どれほど素晴らしいのでしょう。
こちらは、元ピエールカルダン邸宅だったとのことで、彼の所有する rue royaleのレストラン・マキシムを彷彿させる雰囲気と深みのある色使いに、ベルエポックの優雅と退廃さを感じとることが出来ます。
ホテルのエントランスに入った際、スタッフの方々の出迎えの時から感じていましたが、こちらのホテルは良い意味でパラスらしくないというか、とてもアットホームな雰囲気。
その理由の一つは、客室がわすか40部屋程度ととても少ないこと。そのうちの半数以上がスウィートで、「パリの我が家に帰ってきたようにご滞在頂ければ」と、スタッフの方。
エッフェル塔ビューのスウィートをご案内頂きました。
シャンゼリゼとフォーブルサントノレの中間地点にあるため、正面に眺めることが出来ます。
エッフェル塔は、いつ見ても刹那と高揚が合わさった気持ちになりますね。
前回もお書きしましたが、このホテルのオーナーは、ボルドー「シャトー・コスデストゥルネル」も所有なさっているため、ファミリーのアンティークコレクションなども、インテリアに取り入れられています。
ナポレオン三世様式の重厚感ある家具は、ガルシアマジックで違和感なく現代ラグジュアリーに溶け込んでいます。
リネン類は全て「ガルニエティエボー」
そして、特筆すべきは、パウダールームにTOTOのウオシュレットが完備されています。フランスではとても貴重な設備ですよね!今年は、モンテカルロ「オテル・ド・パリ」が改装し、コートダジュール初、全客室にTOTO設置と話題になっていますので、日本のウオシュレットを取り入れることは、ラグジュアリーホテルの一つのトレンドのかもしれませんね。
インルームとは思えぬ充実のバーとセラー。
ベルエポックとガルシアのエレガンスが織りなすラグジュアリーな空間でした。皆様もホテル選びのご参考に、是非。
間接照明で撮影したため、自然光の画像などは、是非サイトをご覧ください。もっと優雅な雰囲気がご確認いただけるかと思います。
La Réserve Paris Hotel and Spa
42 Avenue Gabriel, 75008 Paris, France
他のサロンやバー等も見せて頂いたので、次回レポートもご期待ください!
ARCHIVE
MONTHLY