
the okura tokyo「ヌーヴェル・エポック」にてプティ・デジュネ
デコラトリスの多賀谷洋子です。
いかがお過ごしですか。
先月、リニューアルオープンしたthe okura tokyo
内覧会にお招き頂き、全てのレストランを拝見し、一番行きたいと思っていたレストランは、「ヌーヴェル・エポック」
先日、フランスからのゲストと朝食に出かけました。
こちらは、旧「ベル・エポック」から、「ヌーヴェル・エポック」と名称を変えたフレンチレストラン。その名の通りコンテンポラリーな雰囲気に様変わりしています。
「ヌーヴェル・エポック」のクロスとナプキンは、公私共に懇意にさせて頂いているジャガード織りリネンの最高級ブランド「ガルニエ・ティエボー」を導入していることもあり、開業前から実はずっと気になっていたので、早々に出かけることができ嬉しい。
ちょうど、ガルニエのフランス本社から、長年の友人でもあるマーケティングディレクターがアジア出張で東京に数日立ち寄ることとなり、一緒にお食事をという話になりましたが、お互いの時間が合うのは朝食のみ。
ワインと共にランチかディナーに率先して出かけたいところですが、ウイークデーに、朝食だけのためにホテルに行くというのも、たまには新鮮でよいですね!
さて、メニューですが、
ジュース、ヨーグルト、卵料理、パン、コンフィチュールなど、それぞれ数種類から選ぶことが出来ます。
搾りたてオレンジジュース。
生乳100%ヨーグルトは 滑らか且つ濃厚
家庭では絶対に再現不可能なホテルメイドのオムレツは、きめも細かく、ふわトロ食感。
ベルナルドのプレートの上で、より一層輝いているよう。
ホールウィートのトースト。
パンプレートは、私も自宅で愛用するベルナルド「エキュム モルドレ」
このシリーズの中では、最もモダンな褐色が印象的です。
朝食ですので、奇をてらったものは何一つなく、普通のものです。
でも、シンプルで当たり前のものだからこそ、質の良し悪しや技術の差が問われるもの。
適度な距離感を保ってくれる大人のサービスもこなれています。一流ホテルの上質なお味とホスピタリティに触れ、とても幸せな朝の時間を過ごせました。
ところで、拙宅リネンの8割以上は「ガルニエ・ティエボー」
最近ででは、秋冬用のバルコニーのチェアクッションと、バスローブも購入したばかり。文字通りのガルニエフリークな私。( ´∀` )
写真ではお伝えしにくいのですが、コットンでこの繊細な光沢と、贅沢な織りの質感はガルニエならでは。
海外では、アラン・デュカス、ヤニック・アレノ等スーパースターシェフのレストランや、パラスなど超一流ホテル御用達の高級ブランドですが、日本のホテルやレストランではまだ殆ど使われていませんので、このクラスのリネンを導入したホテルの采配も素晴らしい!と、個人的に思っています。
もし、こちらのレストランにいらっしゃる機会があったら、ほんの少し、リネンも気に掛けてみてください!きっとその違いにお気づきになるはず。
この朝は、8時に待ち合わせて、退出したのは9時半位。
仕事やプライベート、年明けのmaison et objet,paris や、milano saloneに出かける冬のプランなど2,3時間話したような気がしますが、実質80分程度。ランチやディナーとは異なりお料理がシンプルなだけに、少ない時間でも話に集中でき、得した気分にもなりますね。
パリ在住40年のマダムも感激したフレンチシックな空間で、ホテル朝活の良さを再発見することとなりました。
是非次回はランチかディナーで!と、それぞれ次のアポイント先に向かったのでした。
★ホテル公式サイト
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