レオナルド・ディカプリオ、環境保護のために1,500万ドルを寄付!

Culture 2016.01.22

俳優のレオナルド・ディカプリオが世界の石炭、石油、天然ガスの必要性にピリオドを打つため活動している団体に、新たに1,500万ドル(約17億5,400万円)を自身の基金から寄付すると発表し、環境活動に対して世界経済フォーラムから贈られたクリスタル賞に報いてみせた。

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最新作『レヴェナント:蘇えりし者』が高く評価されているレオは、19日にスイスのダボスでスタートした同フォーラムのスピーチで、新たに巨額の寄付を行うことを公言していた。

「企業が強欲のままに石炭や石油、天然ガス業界を我が物にし、人類の未来を決めるようなことはもう許すことができません」とレオは壇上で語った。

「この破滅的なシステムの保護に金銭的関心がある企業は、気候が変化しているという事実を否定し、さらには証拠を隠滅しています。もうこんなことはうんざりです。みなさんに、そして世界には、もっと分別があります。歴史はこの環境破壊の責任を彼らに負わせることでしょう。私たちが化石燃料を本来あるべき場所である地中に残しておかない限り、この星を救う方法はありません。20年前、私たちはこの問題を中毒だと呼びました。今ではこの依存を断ち切る方法を持っているのです」

レオの基金は昨年の夏、同じく1,500万ドルを環境団体に寄付している。またレオはダボスに滞在中、気候変動の闘いで大きな進歩があったとも評価した。

「先月のパリで、世界中の指導者たちは二酸化炭素の排出を減らす実質的な枠組みという歴史的な合意に達しました。これは大事な一歩ですが、未来、そしてこの星が生き残るための闘いでは、これを勝利と呼ぶにはまだまだ先があります」

©Cover Media/amanaimages

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