ミュージカル『キャバレー』に出演するシエナ・ミラー、でも"カラオケとウォッカなし"では歌えない!?
Culture 2015.01.19
ハリウッド女優のシエナ・ミラーは数週間後、エマ・ストーンに代わってブロードウェイミュージカル『キャバレー』に出演する。しかしシエナは、これまで人前で歌う時はお酒が入らないとできなかったと認めている。「カラオケで、ウォッカをがぶ飲みするの!」と、彼女は米国トーク番組『The Today Show』で司会のマット・ロウアーに笑顔で語った。「軽く酔っ払ってからじゃないと、人前で歌ったり、ダンスしたりしたことがなかったから、すごく面白い経験になりそうね」。
シエナは1972年の映画『キャバレー』で、ライザ・ミネリが演じたことで知られるサリー・ボウルズに扮する。サリーは決して歌がうまい人物ではないため、自分にとって好都合だと彼女は考えている。「自分を安売りしているの。私は人前で歌ったことがある。『キャバレー』はクリストファー・イシャーウッドの短編が原作の戯曲なんだけれど、サリーは実在の女性をモデルにしていて、粗削りな歌手だったの」と、シエナは説明した。「ライザ版とは別人よ。あまり歌がうまくないというのが真実。だから私は、そう演じるわ」。
シエナは2月17日に初舞台を踏む予定だが、マットに指摘されると不安を隠せなかった。「すごく怖いわ、当然よ」と、シエナ。「でも、もしブロードウェイのステージに立つのにそうじゃないとしたら、そっちのほうが心配だわ。かなりすごいことなんだから」。1児の母でもある彼女にとって、今年は飛躍の年になりそうだ。日本公開も控えるブラッドリー・クーパーと共演した映画『アメリカン・スナイパー』に加え、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、スティーヴ・カレルらと共演し、高評価を受けている『フォックスキャッチャー』にも出演している。
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