ファッション業界からも注目されるクレマンス・ポエジー、そのメンズライクなスタイルは母親譲りだった!?

映画『ハリー・ポッター』シリーズなどで知られる、フランスの女優クレマンス・ポエジー。高い演技力が認められているクレマンスは、オシャレなことでも有名だ。完璧に仕立てられたスーツを着こなすなど、たびたびメンズライクなスタイルで登場。その姿は、同じくメンズウエアを着こなしていた彼女の母親と重なる。ここ最近、そういう中性的なファッションを楽しんでいるというクレマンスだが、母と似てきたことに自分でも気づいたそうだ。

「最近気づいたんだけれど、母と同じようなスタイルをするようになったみたいなの」と、クレマンスはドイツ版『Glamour』誌の取材で話している。「ふたりで買い物をしている時、メンズコーナーにいる母をよく笑ったものよ。でもそれは最近、まさに私がしていることなの。メンズストアで買った濃いブルーのセーターに、ジーンズを合わせて着たりしているわ」。彼女の母親はオシャレより、読書のための本についてアドバイスするほうに関心があったらしい。その結果、クレマンスは自分のファッションがちょっと変でも、何も言われてこなかったという。

「"ミステイク"という言葉は、ファッションについて使うと厳しすぎる感じがするわ」と、クレマンスは説明している。「いろんなことを勘違いしていたわ。しょっちゅうパンツの裾を踏んづけちゃって、いつもそこが汚れていたりとかね。それがある種の自己表現だと思っていたの！」。「でも、10代で自分のスタイルを見つけてしまったらつまらないでしょう？」。

ファッション業界でも注目を集めているクレマンスは現在、クロエの代表的な香水の広告塔を務めている。メークにはそんなにこだわりがないという彼女だが、その代わり香水は毎日つけているとのこと。そして中世的な役を演じる時だけ香りを変えているらしく、それは男性的な香りが役に入り込むのに力を貸してくれるからだと語っている。