"クイーン・オブ・ポップ"と称されるマドンナ、年齢で人を判断する風潮について痛烈に批判!
Culture 2015.03.10
人気歌手のマドンナが、年齢で人を判断することに対して猛烈に批判した。"クイーン・オブ・ポップ"の異名をとるマドンナは、そのスタイルで批判されることも少なくなく、セクシースターと言うには年齢が高すぎるとして、彼女の地位をおとしめようとする動きもある。しかしマドンナは、人は人生のどのステージにいても素晴らしいはずだと確信し、年齢による差別を嫌悪している。「手を打つべきなのに、まだ何も手が打たれていない差別の一種だと感じるわ。年齢で誰かを批判するのは、人種差別的な発言や、あるいは同性愛者を差別する発言と同じように禁止されるべきよ」と、彼女は米国エンターテインメント情報番組『Access Hollywood』で語った。
マドンナは実子のローデスとロッコくんに加え、養子のデヴィッドくん、マーシーちゃんの計4児を育てている。子どもたちに健康的な形で性行為を知ってもらうには、正直に語ることが最善だと確信しているらしい。「それが人生の事実というものじゃないかしら? 何らかの形で、いつか必ず起きるものだわ。自分にもあったし、ローデスにも起きることよ」と、彼女は説明している。「自分にできるのは、安全なセックスを強調することだけ。話し合って正直になるよう後押しして、一方的に批判しないことね」。
またマドンナは今月、北米とヨーロッパで「レベル・ハート」ツアーを敢行することを正式に発表。同ツアーは8月末にキックオフする予定だ。彼女はニューアルバム『レベル・ハート』の仕上がりに満足していて、いくつか大好きな曲が含まれていると認めた。「いくつかあって、"ゴーストタウン"や"アンアポロジェティック・ビ*チ"、"デヴィル・プレイ"がそうね」とマドンナは明かし、"リヴィング・フォー・ラヴ"は希望の歌だとつけ加えた。「苦しさに甘んじて生きることや、困難な状況にとらわれるのではなく、前に進み乗り越えて、教訓を学び、それでも希望を失わないことを歌った曲なの」。
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