女優としての成長を目指すスキ・ウォーターハウス、演技は自分が登るべき山!
Culture 2016.04.25
人気モデルのスキ・ウォーターハウスは、いくつものブランドからファッションショーへの出演依頼が来る身だが、先輩モデルのカーラ・デルヴィーニュやアギネス・ディーンたちにならって映画スターへの道を進みたいと、現在では女優業に力を入れている。
「映画作りは、巨大な山を登るようなもの。新しく出会う人がたくさんいて、彼らがどんな人なのか、初めは分からないの」と、スキは『Evening Standard』紙に対して語った。
「映画に出演するのは、大きな波に乗る感覚。私の最大の不安は、自分が正式な演技の勉強をしていないことなのだけれど、それが女優になる唯一の道ではないと思うの」
すでに『ダイバージェントNEO』、『高慢と偏見とゾンビ』、『あと1センチの恋』などの映画に出演し、ハリウッドでいま最も旬な俳優たちと共演を果たしているスキは、自身の演技経験は浅いものの、撮影セットでは学ぶ材料に事欠かないという。
「自分は、スポンジのように吸収が早いと思っているの。同年代の最も優れた女優たちの仕事ぶりを傍で見させてもらえているのは幸運だと思っている」と、スキは微笑んだ。
「リリー・コリンズ、シェイリーン・ウッドリー、リリー・ジェームズ、最近ではエマ・ロバーツなど、それぞれの映画で主役を務めた女優の近くで仕事を一緒にさせてもらえた。私にとって、とても貴重な経験になった」
スキが次に出演する映画は、この6月から撮影開始が予定されている『Churchill(仮題)』。第二次大戦中のノルマンディー上陸作戦直前時における、当時の英首相ウィンストン・チャーチルの姿に焦点を当てた映画で、スタンリー・トゥッチとミランダ・リチャードソンがチャーチル首相夫妻を演じる。スキも当時の歴史に通じておく必要がありそうな内容だが、この点彼女はとても頼もしい手助けを期待できるという。
「私の父は、誰にも負けないほどの読書家なの。うちのリビングを覗いてもらえればわかるのだけど、仮面やギリシア・ローマ時代のヘルメット、その時代の資料などが置いてあるのよ。父は、私を手伝うのが大好きだから、短期集中講義をしてもらうわ。私が学校にはあまり通えなくて知識がないところを補ってもらえると思う」
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