エリザベス・オルセン、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の衣装は機能的な赤コルセット!
Culture 2016.04.26
昨年公開の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に引き続き、間もなく日本でも公開の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でもワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役を演じている女優エリザベス・オルセン。前作では、黒のミニドレス、赤のレザージャケットにハイソックスという出で立ちでファンを湧かせたエリザベスだが、今作の衣装は、赤のコルセットに黒のレギンス、上着はまた別の赤のレザーと、前作から少し変更が加わっている。
「新しい衣装は、前作の終盤で着ていたものよりもっと機能的になっているわ。前の衣装は、ギリギリ何とか立っているので精いっぱいだったもの」と、エリザベスは『Total Film』誌に対して笑った。
「レオタードにヘッドドレスなんて嫌だもの。レザールックを着るだけで大満足よ」。ヒールは履かなければならなかったものの、とても快適で、アクションシーンもゴム靴を履いているように楽にこなせた、とも語った。
一方、この3月に全米公開された伝記映画『I Saw the Light(原題)』において、トム・ヒドルストン演じる米国の伝説的カントリー歌手、ハンク・ウィリアムズの妻にして自身も歌手であったオードリーを演じたエリザベスだが、こちらの映画の衣装は、マーベル&アクション映画とはだいぶ違った苦労を伴うものになったようだ。オードリーは極めて独特なファッションの着こなしをすることで知られていた女性で、それを映画で忠実に反映するのは難しかったとエリザベスも認めている。
「彼女の古い写真のどれもが、服のあちこちに大きな"A"の文字が刺繍されてあるの」と、以前エリザベスは『instyle.com』に対して悲鳴をあげたことがある。「それで、ブーツはどれも"オードリー"と叫んでいるような代物なの!」
靴は、オードリーがオードリーたる大きなトレードマークであり、エリザベスは誰かに「映画ではオードリー風のブーツを履いて演じるのかい?」と尋ねれられ最初は意味がピンと来なかったものの、やがてその意味にすぐ気づくことになったと振り返っている。
「彼女の写真をもっと注意深く研究するようにして、最終的に全身白ずくめのシーンでいかにもオードリー風のブーツをわざわざ作ってもらうことになったの」と、エリザベス。「何もかも自分のイニシャルを刻まないと気が済まないというのは、ある意味その人のキャラクターについて確かに何か語っているわよね!」
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