レネー・ゼルウィガー、ブリジット・ジョーンズ続編で「体重増ばかり騒がれる」!

Culture 2016.06.09

映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ第3弾、『Bridget Jones Baby(原題)』で再び主人公のブリジット役を演じている女優のレネー・ゼルウィガーが、「なぜいつも体重のことばかりが話題になるのか理解できない」と英『VOGUE』誌のインタビューで告白した。

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もともとスリムなレネーは、前2作に続き今回も役作りのために体重を増やした。男優が役のために肉体改造をしてもそれほど騒がれないのに、女優が増量するとそのことばかりを話題にする世間の風潮に彼女は疑問を感じているらしい。

「体重を何ポンドか増やしたし、胸とお腹もふくよかになったわ。でも、ブリジットの体重はごくノーマルなのよ。それなのに、なぜ体重のことがいつも話題になるのか私には理解できないわ。男優が役作りのために体重を増やしても、こんなに騒がれはしないのにね」と、レネーは同誌にコメントしている。

レネーは90年代半ばに人気女優の仲間入りを果たし、04年までにアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数多くの映画賞を受賞している。だが、ハリウッドでの生活に疲れ始めていたレネーは、自分を見つめ直すために休業するという大きな決断を下した。

「クリエイティブな仕事をしている人間にとって、生涯に1度しか出会えない素晴らしい企画に『ノー』と言うのは難しいものなのよね」と、レネーは告白している。

「でも私は疲れ切っていたし、疲労回復のために休む時間もとらずに次から次へと映画に出演していた。そのツケがたまって、ついに私は自分の声がイヤでたまらなくなってしまったの。仕事を離れて、少し成長するべき時が来たんでしょうね」

有名女優というイメージから離れて6年ほど休業している間に、レネーはミュージシャンのドイル・ブラムホールとの交際をスタートさせた。有名人としてではなく、ごく普通の人間として過ごした日々は、レネーにとって貴重な人生経験になったようだ。

「ひとりの人間として、他者と交流することができたわ。女優としてではなく、ごく普通の人として見てもらえたの。人生経験がなければいいストーリーテラーにはなれないし、他者に共感することもできないわ」と、レネーは話している。

©Cover Media/amanaimages

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