ダンカン・ジョーンズ監督が第一子に、父デヴィッド・ボウイの名を命名。

Culture 2016.08.03

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故デヴィッド・ボウイの息子で、『月に囚われた男』などで知られる映画監督のダンカン・ジョーンズに第一子が誕生した。
「ステントン・デヴィッド・ジョーンズ。7月10日、祖父が場所を空けてくれてからちょうど半年後に誕生。ふたりとも愛してるよ」と、ダンカンは7月29日、約3週間前に生まれたとされる長男についてツイッターで発表。ボウイにとって初孫となるはずだった息子のミドルネームに"デヴィッド"の名前をつけ、亡き父への追悼の気持ちを込めた。

2012年に写真家のローニー・ロンクゥイロと結婚したダンカンは今年2月に、お腹からへその緒が伸びた赤ちゃんのイラストをツイートし、妻の妊娠を公表している。「父が1ヶ月前の今日、亡くなった。このカードはクリスマスに父のために作ったものだ。予定日は6月。命は巡る。おじいちゃん、愛してるよ」という、ほろ苦いキャプションを添えている。

ボウイが今年1月10日に亡くなって以来、遺族はいまなおその死に折り合いをつけられずにいる。ダンカンは先日、自分にとって父親がどれほど大切な存在だったかを、父に伝える機会に恵まれてうれしかったと明かしている。
「僕はとても幸運で、父に別れを告げるチャンスがあったんだ」と、ダンカンは映画情報サイト『Nerdist.com』のポッドキャスト配信番組で打ち明けた。
「それは僕にとって奇妙なもので、この件についてどう話せばいいのか、何を言えばいいのかも分からない。ただお別れするチャンスがあったんだ。妙なことがあると父を思い出してしまうけど、まだ亡くなってから日が浅い。これからも続くと思うけど、とにかく変な感じなんだ。父は僕の人格形成に関して、強烈な引力だった。いかに世界から自分を引き離したり、自分とどう向き合うかについて、父からとてつもない影響を受けているよ」

ダンカンはボウイの元妻アンジー・ボウイとの間に生まれた長男。しかし母とは30年以上も疎遠になっていて、連絡を断ったことは正しかったと、過去に英『Daily Mail』紙日曜版で告白している。
「13歳の時に母と連絡をとるのをやめたけど、正しい判断だと思ったし、それはいまでも変わらない。母は幼かった僕にあまり良い影響を与えなかったから、正しい行動だと思っているよ」

ボウイはその後、スーパーモデルのイマンと1992年に再婚。2000年にアレクサンドリア・レクシー・ザーラ・ジョーンズちゃんを授かっている。

©Cover Media/amanaimages

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