アンバー・ハード、離婚和解金をDV被害者支援に寄付!
Culture 2016.08.24
ジョニー・デップとの離婚バトルが決着したアンバー・ハードが、数百万ドルの和解金をドメスティックバイオレンスの被害を受けた女性を支援する慈善団体に寄付すると宣言した。
泥沼化するかと思われたふたりの離婚劇は、ジョニーの衝撃の映像が流出するや一転、16日に一気に収束を見せた。婚姻関係を終了させる合意の一環として、アンバーはジョニーから700万ドル(約7億円)を受け取るという。
アンバーは15ヶ月で終わったジョニーとの結婚生活で、身体的な虐待を受けたことを主張。離婚が成立したことを受け、アンバーは和解金を懐には一切入れず、必要とする人たちの支援に使うと表明した。「寄付は、虐待を受ける女性の保護を支援することに名目に、ACLU(アメリカ自由人権協会)と、過去10年間ボランティアとして関わったロサンゼルス小児病院(CHLA)に、公平に分割されることになります」と、アンバーは米芸能情報サイト『TMZ』に声明を寄せ、「今回の経験が、助けを必要とする人たちの生活にポジティブな変化をもたらすことに繋がればと願います」と続けた。
アンバーは5月にジョニーとの離婚を申請。それから1週間も経たないうちにジョニーに対する接近禁止命令を獲得したが、今回の和解の条件のひとつとして、接近禁止命令は無効となった。また、アンバーは離婚裁判を通じ、高額の和解金で大もうけするつもりはないと断言してきたが、和解成立後に元夫妻は声明を発表し、「双方とも金銭上の利益のために虚偽の非難をしたことはありません」と明言。最新の声明でもジョニーとの離婚を決意した動機として、お金は全く関係ないと改めて強調している。「私個人にとって、自分を守ることができない人たちを支援するべく慈善活動に寄付する以外に、お金は何の役割も果たしませんでしたし、それは現在に至るまで変わらない事実です」
一方、ロサンゼルス小児病院は声明で「彼女の寛大な行為は、重病で苦しむCHLAの子どもたちに救命治療や治療薬というかたちで毎年サポートしてくれるでしょう」とコメント。アンバーの寄付に感謝している。
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