ベン・スティラー、前立腺がんとの闘病を告白。
Culture 2016.10.13
米俳優のベン・スティラーが、2年前に悪性の前立腺がんと診断され、直ちに手術していたことを明かした。ベンは48歳だった2014年6月、血液検査とスキャンによってがんを患っていることが判明。医師らはすぐに手術を施し、無事に成功したという。
ベンは4日、物議を醸す発言で有名なDJ、ハワード・スターンが司会を務めるラジオ番組に出演し、医師の強い勧めで前立腺得意抗原テスト(PSA)を受けた結果、がんと診断されたことを打ち明けた。
「あまりにも突然のことで、心底ブルーになったし、どうしたらいいか分からなかった」と、ベンは告知を受けたときのことを振り返った。
「最初は何が起こっているのか分からず、ただ怖かった。今後どうなるか分からない以上、次の映画の計画も立てることができず、人生の全てが止まってしまったんだ」
初期の不安を乗り越えると、ベンは自分の症状について調べ、同じく前立腺がんを克服したロバート・デ・ニーロに連絡して治療のアドバイスを受けたという。
「診断後にまずやったことは、インターネットで病気について調べたんだ」とベンは説明した。
「デ・ニーロもかかっていたことが分かって、すぐに電話したよ」
『ズーランダー』で共演した女優のクリスティン・テイラーと結婚しているベンは、14歳の娘エラちゃんと11歳の息子クィンリン君にも病名を伝えた。
「しっかり治療しなくちゃいけない病気だと告げたんだ。ふたりとも落ち着いて聞いてくれたよ」
同ラジオ番組に主治医と一緒に出演したベンは、男性は皆PSAを受けるべきだと力説し、現在は半年ごとに検査を受けていると明かした。
©Cover Media/amanaimages
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