カーラ・デルヴィーニュのドキュメンタリー映画が制作中!
Culture 2016.10.27
モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュの私生活とキャリアに密着したドキュメンタリー映画が制作中だと分かった。
リボルバー・エンターテイメントは、カーラがモデルから女優に転身するまでを描く『The Cara Project(原題)』を獲得。数ヶ月以内にアメリカとカナダでDVDとビデオオンデマンドでリリースする予定だと米『Variety』誌が伝えている。
『Apparition(原題)』、『The Krays: Kill Order(原題)』、『魔笛』などを手がけたリボルバーは、仏カンヌで開かれる国際番組見本市「MIPCOM」や、カリフォルニア州で行われる同様のイベント「アメリカン・フィルム・マーケット」で、『The Cara Project』を放送局やホームエンターテイメント配給業者などに売り込む意向だという。
10歳でモデル活動を始めたカーラは、2009年にストーム・モデル・マネジメントと契約。バーバリーやシャネル、トム フォードといった一流ブランドのモデルを務め、世界中で雑誌の表紙を飾り、各コレクションのランウェイを歩いてきた。
そんなカーラは昨年、マネジメントとの契約を打ち切り、今後は女優としての活動に専念すると発表。2012年の『アンナ・カレーニナ』で銀幕デビューを飾って以来、『天使が消えた街』や『ペーパータウン』、『スーサイド・スクワッド』といった作品に意欲的に出演。今後は『London Fields(原題)』、『Tulip Fever(原題)』、そして『Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)』などの公開が控えている。
カーラは昨年、英『The Times』紙とのインタビューで、モデル活動について「心に少し穴があいた」感じがしたと語り、ストレス性乾癬を発症したことを打ち明けた。
「人として成長することが全くなかったのよ。それでいて、自分がまだまだ若いことを忘れることもあった。すごく年寄りになった気分だったわ」
「それに、何ヶ月もずっと戦い続けてばかりだった。常にピリピリしていたしね。精神的なものでもあって、自分自身や身体、容姿が嫌いになって、それがどんどんひどくなるばかりだったの」
さらにカーラはファッション界から完全に引退すると報じた米『Hollywood Reporter』誌の記事について否定し、撮影の合間に時間があればモデルの仕事もしたいと明言した。
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