トム・フォード最新作主演のジェイク・ギレンホール、過去の失恋を語る。
Culture 2016.11.18
人気俳優のジェイク・ギレンホールといえば、キルスティン・ダンスト、リース・ウィザースプーン、テイラー・スウィフトなど、名だたる有名人との交際が伝えられてきた。残念ながら、いずれの交際も破局に終わっているが、ジェイクとしては元カノたちに対して嫌悪感はなく、彼女たちとの別れは人生における貴重な勉強と感じているという。
「いまは、誰もが何かしらの落胆を抱えて生きていると思うんだ。社会的にも、政治的にも、そして個人的な人間関係においてもね」と、『Entertainment Tonight』でジェイクは語っている。
「経験が、僕を強くしてくれた。あれで良かったとは思えないけれど、自分という人間を形成する力にはなったね」
現在、間もなく全米公開が始まるトム・フォード監督最新作『Nocturnal Animals(原題)』をプロモーション中のジェイク。今作品において、ジェイクはエイミー・アダムス演じる別れた妻スーザンに読ませるため、小説を執筆する男エドワードを演じているが、私生活のジェイクは過去の男女関係はなるべく過去のものとしてそっとしておきたいタイプだとか。
「この映画は復讐劇かと尋ねる人もいるけれど、復讐が失恋の解決策になることなんて、決してないよね」
他にアイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、マイケル・シャノンなどが出演する『Nocturnal Animals』は、批評家筋の評判も高く、早くもアカデミー賞の有力候補との声もあがっているが、ジェイクとしてはいまの時点では映画賞のことを考える段階ではないと強調する。しかし、2005年映画『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞ノミネートのほか、多くの映画賞を受賞した経験のあるジェイクとしては、そのようなことになれば無論大いに喜びたいと漏らす。
「あの映画でいろいろと賞をもらったとき、僕はまだ若くて、その年齢で受賞させてもらえるなんてとんでもなく光栄だった。もちろんどんな年齢でも、とても光栄なことだけどね。受賞者たちは途方もなく才能に溢れた人たちのコミュニティで、自分が尊敬するそんな人たちの仲間に入れてもらうわけだから」
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