フィガロが選ぶ、今月のアート 冷たい眼差しで誘惑する、クラーナハの女性像。
Culture 2016.11.25
『クラーナハ展─500年後の誘惑』
ルカス・クラーナハ(父)『ホロフェルネスの首を持つユディト』1530年頃。ウィーン美術史美術館。独特の氷のような眼差し。
ドイツ・ルネサンスの宮廷画家クラーナハは絵画を大量生産するビジネス感覚を備え、宗教改革にも関与したが、後世の人々を魅了するのはその妖艶で官能的な女性像。ユディトやサロメ、ヴィーナスなど神話や物語のヒロインはアンバランスな肢体を持つ挑発的な小悪魔として描かれ、人間性のダークサイドを仄めかす。
『クラーナハ展─500年後の誘惑』
会期:開催中〜2017/1/15
国立西洋美術館(東京・上野)
9時30分~17時30分(金曜は〜20時)
休)月(1/2は開館)、12/28~2017/1/1
一般¥1,600
●問い合わせ先:
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.tbs.co.jp/vienna2016
*「フィガロジャポン」2016年12月号より抜粋
会期:開催中〜2017/1/15
国立西洋美術館(東京・上野)
9時30分~17時30分(金曜は〜20時)
休)月(1/2は開館)、12/28~2017/1/1
一般¥1,600
●問い合わせ先:
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.tbs.co.jp/vienna2016
*「フィガロジャポン」2016年12月号より抜粋
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