フェリシティ・ジョーンズ、『スター・ウォーズ』の名台詞に緊張!
Culture 2016.11.29
『スター・ウォーズ』シリーズの新スピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めるフェリシティ・ジョーンズは、家族や友人にも映画の詳細を語ることを禁じられ、まるでスパイになった気分だったと公開を前に打ち明けた。
『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティは、『ローグ・ワン』で反乱同盟軍に見出され、帝国軍の要塞デス・スターの設計図を盗み出す任務を命じられるジン・アーソを演じている。
『スター・ウォーズ』シリーズに出演する俳優らは、数年にわたって作品についての情報を他言することを禁じられ、プロモーション時でさえ多くを語ることができないと言われる。フェリシティも同じで、その日の撮影が終わると帰宅して、家族や友人に秘密を全てぶちまけたい誘惑に駆られていただけに、秘密を守るのが辛かったとコメントしている。
「まるでスパイにでもなった気分だったわ。とことん隠しごとをしなくちゃいけないから」と、フェリシティは『Little White Lies』誌に語っている。
「家族や友だちにいい1日だったかと聞かれても、『ええ! それ以上は言えないから、もう聞かないで!』と伝えるのが精一杯で。本当に辛かった。すごく興奮して、誰かに話したかったわ。でも自分の意識の流れを常に注意しておく必要があったの」
ジンの役作りのため、フェリシティは初めて映画のため身体トレーニングに挑戦。武術太極拳と呼ばれる格闘技をマスターするため、日中は別の映画の撮影に臨みつつ、夕方からは数時間のマーシャルアーツの特訓に挑んでいたという。
またフェリシティは自宅でも『スター・ウォーズ』の名台詞、“May the Force be with you(フォースとともにあらんことを)”を完璧に言えるまで、繰り返し練習したことを告白。シェイクスピアの名作『ハムレット』の名台詞に例えた。
「“To be or not to be(生きるべきか死ぬべきか)”みたいな台詞だわ。うまく言えないと、すごくバカになった気になってしまう」とフェリシティ。
「家の中をずっと歩き回りながら、何度も何度も台詞を繰り返したの。アイロンをかけていてもひたすら繰り返していたわ。違うところで間を取ってみたり、イントネーションを変えてみたりして、色んなバリエーションを試してみた。本番でカメラが回るとちゃんと言うことができて、フォースを完全に自分の中に取り込んだ気がしたわ」
話題大作『ローグ・ワン』は、日本でも12月16日に公開予定だ。
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