デビッド・ベッカム、3男クルスの歌手デビューを否定?
Culture 2016.12.16
デビッド・ベッカムが、ポップ歌手を目指しているとされる3男のクルスについて、歌手活動よりも教育を優先させると断言し、憶測を否定している。
既報の通り、クルスは先週、ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンと契約したと報じられ、メディアの注目を集めている。その直前には初めての楽曲「If Every Day Was Christmas」がサプライズでリリースされており、この曲の収益はメディア会社Globalのチャリティー事業「Make Some Noise」に寄付されるという。
クルスの一連の動きに、ファンや批判派の間では意見が二分。11歳のクルスが歌手デビューするにはまだ幼すぎると唱える人がいる一方で、母ヴィクトリアと同じ道を歩むことを支持する人たちもいる。
批判派を代表するひとりで、率直に異を唱えるTVタレントのピアース・モーガンは、スクーターが金儲けのために子どもを搾取していると批判し、Twitter上で舌戦を繰り広げた。
ここへ来て父親のデビッドが3男の思い切った行動について口を開き、クルスはお祭りムードのホリデイシーズンに、支援を必要とする人たちの手助けをしたいと両親に願い出たことを明かした。また、スクーターがどうやって関わってきたのかと質問されたデビッドは次のように答えている。
「9ヶ月前にクルスのいい歌声に気づいたばかりなんだ。スクーターはしばらく前から家族ぐるみの友人で、『クルスを連れて来て。歌を楽しんでいるか見てみるから』と言ったんだよ」
「僕たちは(子どもたちが)親の言うことをよく聞いて、親に注意を払ってほしいといつも考えている。だからこそチャリティ活動をたくさんしているんだ。僕がUNICEF(国連児童基金)の親善大使で、妻が国連の仕事をしていることもあって、先日クルスが『僕がチャリティでクリスマスソングを歌って、その収益をぜんぶ寄付するのはどう?』と言ってきたんだ」
夫妻はクルスの提案を全力で支援しているが、デビッドは息子がこの年齢でスターになる道を歩むことまでは認めないとコメント。
「いまのところ、これ(チャリティーソング)以上の計画はないよ」とデビッドは12日、米モーニングショー『グッドモーニング・アメリカ』で断言している。
「息子はまだ11歳の小学生で、勉強に集中している。それがいちばん大事なことだけれど、何か社会にお返しをしたいと思ったからこそ、あの素晴らしいクリスマスソングを歌った。それで注目が集まったんだ。僕たちは自分から言い出した息子をとても誇りに思うし、クールだと思っているよ。それに彼自身も楽しんでいる」
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