リリー・コリンズ、拒食症患者を演じることの意味を語る。

Culture 2017.05.30

女優のリリー・コリンズは、かつて摂食障害で苦しんだことがあり、新作映画のためのダイエットを不安に感じているという。

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リリーは新作映画『To the Bone(原題)』で拒食症を抱える主人公エレンを演じている。自身も摂食障害で苦しんだだけに、この役を演じるにあたって並々ならぬ葛藤があったようだ。リリーは今年出版された回想録『Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me』で摂食障害を告白している。
「映画のテーマを聞いたとき、すぐさま不安を感じたけれど、そこに大きな意味があると確信したの。年齢を重ねて、物事の見方が変わったわ」と、リリーは英国のトーク番組「ロレイン」で語った。
「この物語を語ること、そして世界中の人たちがこの話題に注目するようになると考えたら、気持ちが高揚したわ」
「プロデューサー、監督、脚本家、母親、さらに栄養士による厳重な管理を受けたの。全員で密に連携して、とても健康的に管理されたわ」

『To the Bone』には、エレンに対して自身の障害と向き合い、受け入れることを求める型破りな医師役でキアヌ・リーヴスも出演。1月にサンダンス映画祭でプレミア上映され、7月に公開される。
「摂食障害に関する映画としては、初めての長編映画なの」とリリー。
「その一員となれて誇りに思うわ。これまでも自分の摂食障害に関する経験について、公に語ってきたから」
「摂食障害は、若者の間で広まっているのに、語ることがいまでもタブーになっていると思うの。エンターテイメントとして映画で扱いつつ、たくさんの情報を組み込むことが大切ね」

©︎Cover Media/amanaimages

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