ダニエル・クレイグ、『007』新作2本に出演契約!
Culture 2017.08.13
英俳優のダニエル・クレイグが、『007』シリーズの新作2本でジェームズ・ボンドを演じる契約を交わしたと報じられた。
ダニエルは過去4作品でボンドを演じてきたが、もう一度やるくらいなら「手首を切ったほうがマシだ」と発言したこともあり、5作目には出演しないとみられていた。
しかし英『The Sun』紙は先日、シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリが交渉を続けた結果、ダニエルが新作2本で英国秘密情報部MI6のエージェントを演じる契約にこぎつけたと報じた。
「次のボンド俳優が誰になるのかについて、色んな憶測が流れていたが、バーバラはダニエルを説得し、2本の新作に出演することで合意した」と、関係者は同紙に語っている。
「世界中で観客の支持も高く、シリーズの興行成績を本格的に回復させた原動力でもあるだけに、製作側はまだ彼を失うわけにはいかなかったんだ」
次回作は『Shatterhand(原題)』というタイトルで、2019年11月の公開を予定しているとみられている。また、ダニエルが最後にボンドに扮する作品として、1969年に公開された『女王陛下の007』のリメイクを検討しているようだ。
「第25作の脚本がほぼ完成していることから、ダニエルの出演を確約する時間をムダにはできない」と同関係者はつけ加えた。
「しかし製作はほぼ確実だし、しかも第26作で『女王陛下の007』に立ち返るというアイデアは本当にワクワクする」
「ジェームズが結婚するが、妻が殺されるという設定で、彼が最後に演じる007としては華々しいものになるだろう」
オリジナルの『女王陛下の007』では、現在ではほぼ忘れられた豪出身のジョージ・レーゼンビーが二代目ボンドを演じたが、この1作で最後となった。
新作2本に出演することが決まったダニエルは、シリーズで計6作品に登場することとなり、7作品で主演を務めたショーン・コネリー、ロジャー・ムーアの記録に続く。
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