キャサリン妃、仏雑誌社との裁判で賠償金を獲得!
Culture 2017.09.07
2012年にキャサリン妃のトップレス画像を掲載した仏『Closer』誌に対し、フランスの裁判所が損害賠償金の支払いを命じた。
ウィリアム王子とキャサリン妃が第3子の妊娠を発表した翌日、夫妻は再びメディアの話題を集めた。ナンテール大審裁判所のフローレンス・ラセール=ジャナン判事は5日、長期に渡った裁判で判決を下した。同ゴシップ誌の関係者6人は2012年9月、キャサリン妃が仏プロヴァンスでの休暇中に望遠レンズを用いて撮影した写真を掲載し、プライバシーを侵害したと認めた。夫妻は12万2,000ドル(約1,330万円)の損害賠償金を認められ、同誌編集部とオーナーはそれぞれ最大で5万3,000ドルの支払いを命じられた。しかしこの金額は、夫妻の弁護団が当初求めていた150万ドルに比べるとはるかに低い。
英BBCによると、判事はキャサリン妃の水着写真を掲載した仏地方紙『La Provence』にも3,500ドルの損害賠償金を支払うよう求めたという。
ウィリアム王子とキャサリン妃は判事の決定についてコメントしていないが、弁護士は5月の公聴会でウィリアム王子の声明を読み上げ、プライベート写真を掲載したことを批判している。
「私たちはフランスとその国民をよく知っていますが、基本的には私生活に敬意を払うと認識しており、それは来客に対しても同じです」とウィリアム王子は切り出した。
「これらの写真が隠れて撮影されたことについては、プライバシーを侵害された私たちにとって、とても衝撃的でした」
さらにウィリアム王子はこの隠し撮りで、「母のウェールズ公妃ダイアナが、死に至った嫌がらせを思い出しました」と続け、パパラッチの車に追いかけられて事故を起こし、1997年に亡くなった母にも触れた。
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