レディー・ガガ、活動休止の理由は線維筋痛症と告白。
Culture 2017.09.15
レディー・ガガが、長年苦しめられている慢性的な全身の痛みの原因は、線維筋痛症によるものだと明かした。
「休息を取りたい」と活動休止宣言をしたばかりのガガは12日、Netflixが配信する新ドキュメンタリー『Gaga: Five Foot Two』をTwitterでPRし、同時に自身の健康問題について打ち明けた。この中で極度の筋肉痛の治療のため注射を受ける姿を見せている。
「このドキュメンタリーで私が患っている#慢性疾患 #慢性的な痛みは #線維筋痛症なの」とガガはツイート。
「関心を高める手助けになって、同じ病気で苦しんでいる人たちとつながることができればうれしい」
ガガが自身の病気について公に認めたのは今回が初めてで、以前は「慢性的な痛み」との言及にとどまっていた。線維筋痛症は他にも、疲労感や記憶の混乱、気分のムラなどを引き起こすこともある。
ガガは昨年、アメリカン・ミュージック・アワード授賞式でステージに上がる数日前に肩を医師に治療してもらっている写真を公開している。
「今日は慢性的な痛みでイライラする」と、ガガはキャプションを添えていた。
「でもこんなに強くて聡明な女性医師たちがいてくれて、すごく恵まれた気分もする」
さらにファンから寄せられた、たくさんの応援メッセージに感謝し、症状を緩和する個人的な方法をInstagramで紹介。身体が痙攣を起こしたときはシルバーのサーマルブランケットで身体を包んで赤外線サウナを使い、その直後に氷水浴をすると説明している。
ガガは4年前の2013年にワールドツアーの一部日程をキャンセルしている。彼女は当時、関節の炎症の一種である滑膜炎と股関節唇損傷と診断された。さらにその後、股関節を骨折していたことを明かし、医師の助言に従ってツアーを中止して手術を受けなければ、人工股関節置換手術が必要になっていたとも話していた。
今月8日、カナダのトロント国際映画祭で『Gaga: Five Foot Two』のプレミアでパフォーマンスを披露したが、その数日前には体調不良のためモントリオールでのコンサートをキャンセルしている。
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