『SATC』の幕引きを巡り、キム・キャトラルがサラ・ジェシカを非難!
Culture 2017.10.05
人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)で知られる女優のサラ・ジェシカ・パーカーが劇場版第3作の製作中止を発表する際、「もっとマシなやり方」ができたはずだと共演者のキム・キャトラルが不満をぶちまけた。
サラが先日、第3作の製作が中止になったと明かすと、ファンの間では失望が広がった。
「もうおしまいよ。作らないことになったの」とサラは米エンターテイメント情報番組「Extra」で語ったが、この発言からキムの"ディーバ"のようなわがままな振る舞いで企画が頓挫したのではという憶測が流れた。
論争に巻き込まれたキムは先月末、事実関係を明らかにするためTwitterにメッセージを投稿。2010年の劇場版第2作『セックス・アンド・ザ・シティ2』を最後に、サマンサ・ジョーンズ役から卒業すると以前から明言していると主張した。
「私がやった唯一の"要求"は、3本目の映画には出たくないということだけ。しかもそれは去年の話よ」
キムはその後、人気シリーズを去ることにした理由について口を開き、プロデューサーに興味がないことを繰り返し伝えていたと強調。ところがしつこく再考を迫られたばかりか、企画が白紙に戻ったのは自分の言動のせいだとする噂を彼女自身否定しなかったとも指摘した。
「1年くらい前から『ノー』と言い続けているのに、私が無理難題を突きつけたり、わがままに振る舞ったりしているなんて言われている。どんな形であれ、否定的に伝えられるのは本当に異常だわ」とキムは、ピアース・モーガンの英トーク番組「ライフ・ストーリーズ」のインタビューで説明した。
「それに、これこそ『セックス・アンド・ザ・シティ』関係者、はっきり言うとサラ・ジェシカ・パーカーを非難するべきだわ。(製作中止を発表するやり方は)もっとマシな形があったはずよ。彼女はもっと良いやり方でできたはず」
「何が彼女の問題なのか知らないけれど、私には一切問題はない」とキムは後にコメントしたと英『Daily Mail』紙が伝えている。
さらに彼女は、製作側が新作映画で別の女優をサマンサ役に起用しても構わないとも主張。そればかりか、サラやシンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィスらおなじみの顔ぶれに、まったく新しいキャストを起用してもいいと提案した。
「皆が映画を作りたいなら、作ればいいと思う」とキムは続けた。
「すばらしい役よ。だからこそ別の女優を起用すべきだわ。アフリカ系アメリカ人やヒスパニック系アメリカ人のサマンサ・ジョーンズなんてどう?」
「あるいは全く新しいキャラクターを連れてくればいいわ。別人でも問題ない。私が信じているのは、このシリーズには新たな視点が必要で、それがその解決法かもしれないってことよ」
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