劇場版『SATC』新作に、クリスティン・デイヴィスは前向き!
Culture 2017.10.30
劇場版『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)第3作の制作中止を巡って出演者が舌戦を繰り広げる中、女優のクリスティン・デイヴィスはまだ望みを捨てていないようだ。
劇場版第1作は2008年に公開。イスラム女性の描き方で物議を醸し、批評家やファンから酷評された第2作はその2年後に公開された。
サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラルは、第3作への出演には興味がないと明言し、他のキャストとは友人ですらないと斬り捨てたのは既報の通りだが、一方でクリスティンはシャーロット・ヨーク・ゴールデンブラットを再び演じることを諦めていない。
「(SATCには)感謝の気持ちしかないの。同じように他の共演者も、ファンの支えや、出演者に恵まれたこと、出演者同士の仲がいいことに感謝しているわ」とクリスティンは米エンターテイメント情報番組「E! News」に語った。
「また......何か企画を考えることになるかもしれないけれど、実現できたら最高ね」
「いろいろあったけれど、ポジティブに考えることにしてるの。劇場版ができないのは残念だけど、皆の支えで本当に勇気づけられたし、とにかく感謝しているわ」
クリスティンが前向きなコメントをする傍ら、キムは先日、プロデューサー側に別の女優を自分のキャラクターに起用することを呼びかけていた。
「別の女優を起用すべきだわ。アフリカ系アメリカ人やヒスパニック系アメリカ人のサマンサ・ジョーンズなんてどう?」
しかし大物TVプロデューサーのライアン・マーフィーには、劇場版第3作でキムの不在をうまく取りつくろうアイデアがある。9月に行われたニューヨーク映画祭で、マーフィーは「サマンサが死んでいる話にすればいいだけだ」とジョークを飛ばした。
ゴシップブロガーのペレス・ヒルトンもこのアイデアに乗り気で、「『SATC 3』を作ってキムのキャラクターを殺せばいいと思うならリツイートして!」とTwitterに書き込んだ。これに対して、キム自身も平然とリツイート(!)している。
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