大物プロデューサーによるセクハラ被害、ユマ・サーマンも⁉︎

Culture 2017.11.08

イタリア人女優のアーシア・アルジェントがユマ・サーマンに対し、大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインから受けた性的被害を告発する女性たちの輪に加わってほしいと促した。

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ワインスタインによるレイプ被害を公表しているアーシアは4日、ハリウッドを揺るがすスキャンダルについて、ユマが米エンターテイメント情報番組「Access Hollywood」で語る動画をTwitterに投稿した。
「適切なサウンドバイト(印象操作のフレーズ)はないわ。なぜなら私は子どもではないし、学んだことがあるの......。怒りに任せて話してしまうと、そのやり方を後悔することがほとんどよ」と番組内でユマは打ち明け、明らかに怒りを抑えながら言葉を慎重に選んで語りかけている。
「だから怒りが収まるのを待っているの......。そして気持ちの整理ができたら、言わなければならないことを言うつもり」
ユマが10月に行われたイベントでこう語ったことに対し、アーシアがTwitterで36万3,000人のフォロワーと動画をシェアしたことでネット上で拡散している。
「親愛なるユマ・サーマン、あなたとあなたの魂に平和が訪れるのを祈っているわ」とアーシアは動画のキャプションに書き添えた。
「あなたの強い声が必要なの。本当に威厳を持っているから」

ユマはクエンティン・タランティーノ監督による『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』を含め、ワインスタインがプロデュースした多くの作品に出演してきた。
タランティーノは先日、元恋人で女優のミラ・ソルヴィーノもワインスタインに被害を受けていたことを告白し、何年も前からワインスタインのセクハラや性的暴行を知っていたと打ち明けた。
「知っていたが、ほとんど行動を起こさなかった」とタランティーノ監督は認めた。
「ただの噂やゴシップ以上のことがあった。また聞きではない。彼が複数回にわたってしたことを知っていた」

ワインスタインはカーラ・デルヴィーニュやアシュレイ・ジャッド、グウィネス・パルトロー、アンジェリーナ・ジョリーらを含む50人以上の女性に性的な嫌がらせや虐待をしたと暴露され、現在はリハビリ治療を受けている一方で、同意のない性交渉はしていないと否定している。

©︎Cover Media/amanaimages

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