レイチェル・ワイズ、『007』の女版ボンドには反対!
Culture 2018.02.14
『007』シリーズ6代目のジェームズ・ボンドとして最新作を準備中の英俳優ダニエル・クレイグの妻で、英女優レイチェル・ワイズが、この有名な役どころを女優に演じさせようとする声が高まっていることに対し、複雑な想いを打ち明けた。
シリーズ25作(噂では26作も!)でダニエルは続投する意思を表明したものの、それで見納めになる可能性は高い。数年前から、多くのメディアが次なるボンドに相応しい役者をあれこれ推測しているが、中には、女性キャラクターに置き換えるのがいまの時代に適っているといった声もあって、後継者探しはヒートアップ。
そんな中、新作映画『The Mercy』(原題)のワールドプレミアでプロモーション中のレイチェルは、「The Telegraph」のインタビューに応じ、ボンド役を女性が引き継ぐべきとは思わないと、慎重に言葉を選びながら発言している。
「作者のイアン・フレミングは、このボンドという特有のキャラクターを作り上げるにあたって、とてつもない時間を費やしたの。このキャラクターはまさに男性的で、女性に対する関わりも独特だわ」と、レイチェル。
「歴代の前任者と比較して、その肩を飛び越えることを考えるより、全く新しいストーリーを作るべきね。女性は実に魅力的。それに興味深い。だから女性ならではのストーリーを、別物として作るほうがいいと思うわ」
ダニエル・クレイグが主演を務めるシリーズ25作目の『007』は、2019年11月9日に全米公開予定だ。
photo:©︎Shutterstock/AFLO, texte : ERI ARIMOTO
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