4ショットが実現! 女性の権利について、メーガンが物申す。
Culture 2018.03.01
現地時間2月28日、ロンドンでロイヤル・ファンデーション・フォーラムが開催され、カンファレンスにウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子、そしてメーガン・マークルが登壇。公の場に4人揃って現れたのは、これが初のこと。
慈善団体であるロイヤル・ファンデーションは、ウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子が設立したもので、メーガンも婚約後に参加している。記念すべき第1回会議では、 "Making a Difference Together" (ともに新しい価値のある変化を成し遂げよう)を議題に、それぞれが話す機会を設けられたが、当然のように、メーガンのスピーチに注目が集まった。
この日、ジェイソン ウーの紺のラップドレスで臨んだメーガンは、結婚後は女性の権利をサポートすることに「全力で取り掛かりたい」と前置きした上で、次のように語った。
「女の子や女性の"エンパワメント"について、多くの人が議論しているのを耳にします。(エンパワメントを求める動きが)女性が自分の声を持つための手助けになると聞いた人もいることでしょう。しかし私はこの考えには根本的に同意しません。なぜなら、女性は自らの声をわざわざ見つける必要なんてなく、むしろそれを実行するための力をつけることを必要としているからです。(周りの)人は、女性の声を聞くように促されるべきです」
「ちょうどいま、MeTooやTime's Upのようなキャンペーンが本当にたくさんありますが、力を持つ女性やそれをサポートする人に光を当てるには、これ以上望めないタイミングです」
女性の権利に対する誤った認識を正すよう、自らの声で発言したメーガン。物言うプリンセスの誕生を予感させる名スピーチに、隣で見守るヘンリー王子も満足気に微笑んでいた。
photo: Reuter/AFLO, texte: ERI ARIMOTO