コリン・ファースの妻、元彼によるストーカー被害を告発。

Culture 2018.03.12

おしどり夫婦のコリン・ファースと妻のリヴィアが、危機に直面している。リヴィアが長年の"友人"からストーキング被害を受けていると、夫妻はイタリア検察当局に申し立てをし、その事件について「調査中」だと9日に声明を出した。

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1997年にコリンと結婚したリヴィアは、"友人"であったジャーナリストのマルコ・ブランカッチャからストーカー被害を受けたと告発。ブランカッチャは否認しているものの、夫妻は2015年から2016年の間に起こった事件をブランカッチャが隠蔽していると追及している。

「数年前にコリンとリヴィアは、個人的なことですが別れることにしました。その間、リヴィアは簡単に昔の友人であるブランカッチャ氏と関わるようになりました。しかし夫婦は元に戻りました」と、ふたりは共同声明で述べている。
「その後、ブランカッチャ氏は数ヶ月に渡って恐ろしい嫌がらせのキャンペーンを行ったのです。その多くは文書化されています。我々はこの問題を公にすることを望んでいませんでしたが、この件に関する今週の報告では、流出している裁判所文書の結果になるとみなされています。これは大いに憂慮すべきことです」

容疑者として現在取り調べ中のブランカッチャは、夫妻の申し立てを否認した上で、次のように釈明している。
「私の"ストーキング"と言われている行為は、2016年の6月に彼女が私との関係を終わらせた後、私が送ったWhatsApp経由のふたつのメッセージ、それとEメールを指しているものと思われます。私はコリンに、リヴィアとの関係についてEメールを書きましたが、いまではその行為を後悔しています。私に対し、自分の結婚生活と仕事について語ったことを、私が公にするのではないかという恐怖から、彼女は私をストーカーとして申し立てたのでしょう」
そして自身の名誉を守るため、夫妻を名誉毀損で訴え、彼の視点での真実を明らかにすると息巻いている。

落ち着きのある熟年カップルと思われていただけに、『ブリジット・ジョーンズ』を地でいくプライベートの泥沼三角関係とリヴィアの魔性っぷりに、世間は驚きをもって見つめている。映画界でも模範とされている夫妻が、この危機をどう回避するか見守りたい。

photo: Shutterstock/AFLO, texte: ERI ARIMOTO

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