本誌連動企画「ミレニアル俳優」 吉沢亮、ウワサの美形に超接近。
Culture 2018.06.20
シャツ¥130,572/ラフ シモンズ(インターナショナルギャラリー ビームス tel:03-3470-3948) カットソー¥83,160/ラフ シモンズ(アディッション アデライデ tel:03-5786-0157)
現在発売中のフィガロジャポン8月号では、実力派ミレニアル俳優たちの瑞々しいポートレートを掲載! そのウェブ連動企画として、本誌でフィーチャーした俳優たちのスペシャル動画付き13問13答と、生声インタビューを特別公開。今回取り上げたのは、吉沢亮、太賀、小関裕太、寛 一 郎、竜星涼、瀬戸康史の6人。トップバッターは、彫刻級の美しい顔立ちで世間をザワつかせ、ANAのCMはじめ、映画にドラマにと引っ張りだこの吉沢亮。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの超美形に、いざ接近。
素顔の吉沢亮に、13問13答!
Q.1 飼ってみたい動物は?
Q.2 弱点は?
Q.3 いちばん好きな飲み物は?
Q.4 女の子に初めてプレゼントしたものは? ▶飴とか? ホワイトデーのお返しで。
Q.5 全曲ダウンロードしているアーティストは? ▶秦基博。
Q.6 お風呂のスタイルは? ▶夜シャワーだけ。疲れた時とか寒い時はたまに湯舟に浸かる。
Q.7 よく見る夢は? ▶金縛りにはよく遭う。昼寝をすると、ほぼ必ず。
Q.8 財布の形状は? ▶銀色の長財布。
Q.9 何年も続けているこだわりは? ▶寝る前に必ずお酒を飲む。
Q.10 最近泣いた出来事は? ▶涙流してないなぁ……。でも、おばあちゃんのドキュメンタリー番組はめっちゃ泣きましたね。おばあちゃん系に弱いんです(笑)。
Q.11 ついついやってしまうゲームや見てしまうウェブサイトは? ▶僕がCMをやっている(笑)、「レイヤードストリーズ ゼロ」というゲームアプリ。
Q.12 今日ポケットに入っているものは? ▶家の鍵だけ。パッツパツのスキニーを履いているから、それしか入らない。
Q.13 好きな香りは? ▶柑橘系。
●イヴ・サンローラン tel:0570-016655
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吉沢亮にスペシャルインタビュー!
写真撮影は、人影少ない朝の銀座のクラブ街。黒いベルベットのジャケットに身を包み、伏し目がちにカメラマンの準備を待つ吉沢亮から妖しい色気が立ち昇る。ニヒルな横顔の彼が、転びバテレンと武家の娘の間に生まれハーフのはぐれ侍、眠狂四郎を演じたらどうだろう。市川雷蔵、田村正和という美しい男たちの当たり役を、虚無をまとった吉沢が演じる姿を見てみたい。
ところが、そんな妄想をかき消すように、『猫は抱くもの』の中では沢尻エリカ扮する「沙織」の愛猫「良男」役で、瞳をキラキラさせながら、ゴロニャ〜ンと甘い微笑みを振りまいてみせる。
©2018 『猫は抱くもの』製作委員会
「猫と人間の関係性を人間同士が演じるわけです。そんな沙織と良男の距離感は人間同士よりぐっと近いから、気持ち悪く見えたら嫌だなと。でも、その辺りは沢尻さんのお芝居に助けられましたね。『あ、沢尻さん、いま僕を本当にペットとしか思っていない目だな』って」
元アイドルながら、いまはスーパーで働く沙織に寄り添うロシアンブルーの良男。彼女を守れるのは自分しかいないと思っているが……。
「もともと犬好きだったんです。でも撮影中に、犬より猫の方がすり寄ってくる感じもエロくていいなと(笑)。僕自身も猫タイプかな。女性からベタベタされるのも嫌いじゃないけれど、距離感も猫の方が好きかな」
©2018 『猫は抱くもの』製作委員会
近ごろは、映画を見ても役者の演技が何より印象に残るようになったと言う。
「最近見た中では『スリー・ビルボード』がおもしろかった。もともとヒューマンドラマが好きなんですが、サム・ロックウェルのラストの表情、かっこよすぎでした」
闇を抱えた演技が高評価を得た『リバーズ・エッジ』では、ベルリン国際映画祭に参加し、世界の映画人とともに映画祭の醍醐味を体験した。
「映画祭の熱量は刺激的でした。僕を試すような質問が飛んでくる恐怖もありましたが、本当におもしろい場所で。海外映画祭は、また機会があればぜひ行ってみたい」
この夏は『猫は抱くもの』に続き、『BLEACH』『あのコの、トリコ。』『銀魂2』と、出演映画が3作続く。さらにTVドラマ「GIVER(ギバー) 復讐の贈与者」と「サバイバル・ウェディング」が同時オンエア。主演を飾る前者は復讐を請け負うダークヒーローだというから、ほら、眠狂四郎現代版じゃ!?と早る心を押さえ、吉沢亮の暑い夏を眺めたい。
1994年2月1日生まれ。身長171cm。剣道2段。今夏公開の映画『猫は抱くもの』『BLEACH』『銀魂2』に出演。7月から主演ドラマ『GIVER(ギバー) 復讐の贈与者』がスタート。
『猫は抱くもの』
元アイドルながら、いまはスーパーのレジ打ちで暮らすアラサー女子・沙織(沢尻エリカ)と、自分を沙織の恋人だと思い込んでいるちょっと困った猫・良男(吉沢亮)が、自分らしく生きるすべを見つけていく物語。主演作は6年ぶりとなる沢尻エリカはじめ、美形猫に扮する演技派ミレニアル俳優・吉沢亮、映画初出演となる「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイなど、注目のキャストが目白押し。メガホンを取ったのは『ジョゼと虎と魚たち』でおなじみの犬童一心監督。実写に加え、舞台風の演出やアニメーションを織り込んだ独特の世界観も見どころ。
●監督/犬童一心
●原作/「猫は抱くもの」(大山淳子著、キノブックス刊)
●脚本:高田亮
●音楽:水曜日のカンパネラ
●出演/沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)
●2018年、日本映画
●109分
●配給/キノフィルムズ
●6/23より、新宿ピカデリーほか全国にて公開
国内外の“ウワサの男”にフィーチャーしたフィガロジャポン8月号が絶賛発売中!
ミレニアル俳優のスペシャル動画&インタビューを続々アップ予定!
●6/25(月)UP! 太賀「名監督に愛される秘密とは」(本誌P56)
●6/27(水)UP! 小関裕太「ハイスペック男子の魅力」(本誌P53)
●7/2(月)UP! 寛 一 郎「サラブレッド俳優の苦悩と挑戦」(本誌P52)
●7/5(木)UP! 竜星涼「パリコレを歩いた衝撃の11頭身」(本誌P54-55)
●7/9(月)UP! 瀬戸康史「可愛い顔と男らしい生声のギャップを披露」(本誌P57)
photos:YASUTOMO EBISU(portrait), stylisme:DAISUKE ARAKI, coiffure et maquillage:MASANORI KOBAYASHI(SHIMA), interview et texte:REIKO KUBO