コリン・ファース夫妻、ストーキング事件を円満解決。
Culture 2018.07.24
大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の続編、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー』が世界各国で公開され(日本公開は8月24日)、ヒットを記録する中、ロンドンプレミアにコリン・ファースがリヴィア夫人を伴って公の場に現れた。
ファース夫妻といえば、リヴィア夫人の元恋人による夫人へのストーキング行為に対し、法廷で争うことになったスキャンダルが記憶に新しい。2015年から2016年の間にコリンと別居していたリヴィアは、元カレであるジャーナリストのマルコ・ブランカッチャ氏とコンタクトを取り、11ヶ月の間、愛人関係だったという。コリンとの復縁後に、ブランカッチャ氏につきまとわれることに脅威を感じるようになったリヴィアは、夫に相談の上、ストーキング事件として訴えることになったのだが、今月に入って、無事に解決した模様だ。
「双方の利益のために、当事者は民間での和解に同意しました」と、両当事者の弁護士は「People」に対して声明を発表。
「それゆえに、両当事者は、合意を正式化するために予備審問の延期を裁判所に求めます。この合意は、当事者のいずれかによるこの件についての公式声明をすべて排除することとします」
リヴィアに一方的にストーカー扱いされたブランカッチャ氏は、自身のリヴィアへの愛と、コリンにふたりの関係を暴くメールを送ったことへの後悔を、当時メディアに口を開き、世間の同情を集めていた。
コリンもブランカッチャ氏に対し、「君は私を傷つけたが、君も傷ついていることは理解できる」と返信したというから、さすがはコリン・ファース、大人の対応で大ダメージにはならなかった。今回のスキャンダルが夫妻の絆を強めることになっただろうことは、ロンドンプレミアでのふたりの余裕の表情を見ていても伝わってくる。
photo : Shutterstock/AFLO, texte: ERI ARIMOTO