テイラー・スウィフト、AMA授賞式で中間選挙への投票を呼びかけ。
Culture 2018.10.11
現地時間9日、ロサンゼルスで開催された第46回アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)授賞式において、テイラー・スウィフトが最高賞であるアーティスト・オブ・ザ・イヤーを含む4部門を受賞。テイラーはこれで計23個のAMA受賞となり、ホイットニー・ヒューストンの記録を破る最多受賞者となった。
テイラーと言えば、先日、突如Instagramで民主党の支持を表明して大ニュースになったばかり。テネシー州出身のテイラーは、LGBTQの人々や女性の権利の向上を理由に、地元の上院議員候補である民主党のフィル・ブレーゼセン氏とジム・クーパー氏を支持すると明言。不満を抱えていながらも行動を起こさない若者たちに、中間選挙で投票するよう促した。
それまで政治に関しては中立のスタンスをとっていたテイラーだったが、Instagramに投稿した長文メッセージには、母国アメリカへの愛と危機感が溢れている。
彼女の鶴のひと声で、約1億1,200人いるフォロアーを始め、全米中の若者が中間選挙に投票に行くようになると、トランプ政権陣営である共和党への打撃になりうることが指摘されている。
テイラーは、AMA授賞式のスピーチにおいても、ファンへの感謝を述べると同時に、中間選挙への投票に行くことを呼びかけた。
「(テイラーが受賞した)この賞も、すべてのどの賞も、皆が投票したことで選ばれたものであるってことを言っておきたいの。ほかに皆が投票することは、11月6日に行われる中間選挙よ。投票所に行って、投票してね。皆を愛しているわ!」
Is it cool that she said all that? Of course it is. @taylorswift13 accepts the award for #AMAs Artist of the Year! #TaylorSwiftAMAs pic.twitter.com/EmTzjlB8uH
— American Music Awards (@AMAs) 2018年10月10日
photo: Splash/AFLO, texte: ERI ARIMOTO