第一次大戦終結記念日に、ロイヤル「ファブ・フォー」が集合。
Culture 2018.11.12
英王室のロイヤル“ファブ・フォー”が、再び公の場に集まった。
第一次世界大戦が終結した1918年11月11日は、英国民にとっては特別な意味を持つ日だ。英国は戦勝国ではあるものの、多大な犠牲を払っている。ジョージ5世によって毎年11月11日は、戦没者を追悼する記念日「リメンブランス・デー」として定められ、今年は終戦からちょうど100年目を迎えた。
現地時間11日、英ロンドンで開催された戦没者追悼式典に、エリザベス女王やチャールズ皇太子、カミラ夫人らロイヤルファミリーが揃って姿を現したが、その中にはウィリアム王子&キャサリン妃、ハリー王子&メーガン妃の姿も。
ウェストミンスター寺院で行われた夜の式典では、キャサリン妃はおなじみのキャサリン・ウォーカーのグリーンのコートドレス、メーガン妃はベレー帽に濃紺のセットアップスーツというシックな装いで登場した。
出席者は一様に、戦没者の象徴とされる赤いポピーの花の襟章を着用しているが、これは、退役軍人・戦没者福祉団体ロイヤル・ブリティッシュ・リージョンへ募金した者に対し、その返礼として贈られるもの。
この日は、イギリスとともに連合国として第一次大戦に勝利したフランスや、敗戦国のドイツでも同様の式典が行われている。
photo: Reuters/AFLO, texte: ERI ARIMOTO