アニエスベー ギャラリー ブティックが青山にオープン
Culture 2018.12.07
長年、若手アーティストのサポートや、様々なアートの収集を行ってきたことでも知られ、パリでギャラリー デュ ジュールを運営するアニエスベーは、フランス国外では、ニューヨーク、香港に続き3カ所目となるアートギャラリーを、12月8日(土)に青山店2Fにオープン!
©︎Hiroyuki Arakawa
約100㎡の展示スペースに加えて、レコードストアも併設したミュージアムショップもオープンするので、こちらも楽しみ。
このギャラリーは、本国フランスのギャラリー デュ ジュール監修のもと、コンテンポラリー アートをメインに、写真やドローイング作品など、国内外アーティストの作品を展示する予定。また、この展示スペースに加えて、ミュージアムショップを構え、自社出版の書籍などを販売し、このショップには、Face Recordsによってセレクトされたフレンチ専門セクションとアニエスベーセレクトセクションのふたつのカテゴリーで、プログレ、ニューウェーブやポストパンクなどのビンテージレコードを扱うレコードストアも併設。
オープニング記念には、NY・ブルックリンを拠点に活動するROSTARR(ロースター)による『PAREIDOLIC BEHAVIOUR』展を、2019年2月3日(日)まで開催。今回の展示には、ROSTARRが自身のスケッチブックから抜粋した1998年から2018年までの、未公開作品を含むドローイング全130点が登場する。世界でも注目される最新アートを気軽に楽しめる空間は、青山散策の必須アドレスになること間違いなし!
ギャラリーのオープニングを飾るROSTARR(ロースター)は、90年代からブルックリンを拠点に活動中のアーティスト。”グラフィジックス”と呼ぶ図形的な文字を絵画として構築した作品を発表しており、パリのポンピドゥーセンターでのライブペイントや、アニエスベーのパリのギャラリー、ギャラリー デュ ジュールでも展示を行うなど、ストリートカルチャーを背景にしているアーティストとして、国際的に大きな注目を集めている。
texte:NATSUKO KADOKURA