アマル・クルーニー、ノーベル平和賞授賞式に出席!

Culture 2018.12.11

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今週、ノーベル賞授賞式で沸いているのはストックホルムだけではない。オスロでも現地時間10日にノーベル平和賞の授賞式が行われた。会場となったオスロ市庁舎には、人権活動家としても活動するアマル・クルーニーの姿もあった。

今年のノーベル平和賞は、武力紛争下における性暴力について、危険を顧みず防止に取り組み、被害者を救ってきたコンゴ民主共和国の婦人科医デニ・ムクウェゲ氏と、過激派組織「イスラム国」(IS)による性被害体験を訴えてきた、イラクの少数派ヤジディー教徒のナディア・ムラドさんのふたりが共同で受賞した。

ムラドさんは2014年8月、ISに拉致され、性奴隷として人身売買された過去を持つ。3ヶ月後に、ISの拠点であるイラク北部のモスルから脱出。15年にはドイツに渡り、性暴力被害の実態を実名で証言してきたが、その背後ではアマルが弁護士として支援。アマルは16年9月に、ムラドさんとともに「イスラム国」による大虐殺と性被害を国連本部に訴えかけ、復讐ではなく正義を求める名スピーチを行っている。

今回のノーベル平和賞受賞は、性暴力に苦しむすべての女性に勝利をもたらす意味合いを持つ。世界中の紛争の下で苦しむすべての被害者のために、会場では惜しみない拍手が注がれた。

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photo: Reuters/AFLO, texte: ERI ARIMOTO

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