エリザベス女王がテーブルマナーを施したスーパースターとは?
Culture 2019.09.20
フォーミュラ1のレースドライバーであるルイス・ハミルトンが、BBC Oneのコメディチャット番組「The Graham Norton Show」に出演。最新のエピソードで、エリザベス女王の昼食会に招かれたことを打ち明け、女王の隣の席に座った体験を興奮気味に語った。
「座席表を見て、女王の隣に座るってことが分かったのです。だから、ちょっと興奮しましたね。これはすごいって」
「ワクワクしながら、僕の右側にいた女王に話しかけたんです。すると女王は、僕の左側を指差しながら、『そうやってあなたが最初にお話しするのは違いますよ。いま私はこうやってあなたと話していますが、後ほどあなたのもとに戻ります』と仰ったんだ」
グルメサイト「delish」によると、王室が主宰する晩餐会、その他公式行事について、誰がどこに座るかは裁判所長官が取り決めをしているという。
また、コース料理の2番目の皿が運ばれるまでは、女王は右隣りの人と会話するのはよく知られた王室の常識であることも紹介している。つまり2品目が並ぶタイミングで、女王は左隣の人とおしゃべりを始めるのが通例であり、ハミルトンはそのマナーコードを知らずフライングしてしまったわけだが、やんわりと女王に諭された形だ。
「女王は隣の男と5分間話をし、それから残りの時間は僕と会話してくれました」
「女王はとてもやさしい女性で、週末どのように過ごしているかとか、家のことや音楽についておしゃべりしたんです。本当に素晴らしい女性でした」と、ハミルトンは終始女王の人柄を絶賛した。
photo: PA Images/AFLO, texte: ERI ARIMOTO
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