エリザベス女王のコロナワクチン接種を、ウィリアム王子が称賛。
Culture 2021.01.18

英国王室のウィリアム王子が、祖父母であるエリザベス女王とフィリップ殿下が新型コロナウィルスのワクチンを接種したことを公式Instagramで称賛した。
現在94歳の女王と99歳のフィリップ殿下は、いずれもハイリスクに分類される高年齢のため、数週間前にワクチンを接種したとされている。
英国ではウィルスの変異種も蔓延しており、国民のワクチン接種は急務である。英国では米ファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発したワクチン、米モデルナ製ワクチン、英オックスフォード大学と英アストラゼネカによるワクチンが承認されており、昨年12月8日より使用が始まっているが、病院以外に薬局でも集団予防接種が行われ、すでに320万人以上が第1回目接種を済ましたと報じられている。
そんな中、ウィリアム王子が動画を投稿し、「私の祖父母はワクチンを接種しており、その行為を非情に誇りに思っています。誰もがワクチンを接種することが非常に重要なのです」とメッセージ。祖父母がワクチン接種を受け入れ、国民の模範になったことを褒めたたえている。
ウィリアム王子自身、昨年3月末にコロナウィルスに感染していたことが明らかになっており、一時は呼吸が困難と重篤な状態に陥っていたことから、コロナの恐ろしさを誰より知るひとりと言えるだろう。ワクチンを推奨する呼びかけを積極的に行っている。ちなみにキャサリン妃をはじめ、3人の幼い王子王女たちの感染は確認されていない。
photo:REX, texte:ERI ARIMOTO
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