チャールズ皇太子、英国中からの追悼に胸打たれる。

Culture 2021.04.17

チャールズ皇太子夫妻が4月15日、ロンドンのマールボロ・ハウスの庭園に赴き、4月9日に亡くなったフィリップ王配へ追悼の意を込めて残された多くのメッセージにじっくりと見入った。フィリップ王配の長男は、感極まった表情を浮かべた。

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英国中から寄せられたフィリップ王配への追悼を目にし、感極まった表情を浮かべるチャールズ皇太子。 photo : Abaca

4月9日、フィリップ王配が99歳で亡くなって以来、英国は喪に服している。4月15日、チャールズ皇太子とカミラ・パーカー=ボウルズ夫人は、ロンドンのマールボロ・ハウスの庭園に出向き、フィリップ王配への追悼として国民が残した多くのメッセージや花束を見て回った。

王室のメンバーは感情を隠すことに慣れているはずだが、たくさんの追悼の前に立っていたのは、涙を浮かべるコーンウォール公爵だった。

ふたりは、時間をかけてフィリップ王配に捧げられたメッセージのいくつかに目を通した。そして、フィリップ王配の軍人時代を彷彿とさせるランドローバーのおもちゃの前で、足を止めた。そこには「RIP The Duke(王配よ、安らかに)」と書かれていた。

【写真】チャールズ皇太子が、涙を浮かべた日。

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賛辞の言葉

父の死の翌日、チャールズ皇太子はカメラの前で追悼の言葉を述べ、フィリップ王配の、祖国とイギリス連邦全体に対する献身的な姿勢を称賛した。

バッキンガム宮殿の前やマールボロ・ハウスの庭園に寄せられたメッセージは、フィリップ王配に対する英国国民の称賛を表しており、チャールズ皇太子は「父はとても愛され、高く評価された人物でした」と振り返った。そして、王室を支えた人々に感謝の意を示し、「父がいなくなるのは、とてもさびしいことです」と打ち明けた。

texte : Léonie Dutriévoz (madame.lefigaro.fr)

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