フィリップ王配の棺に、エリザベス女王が添えた言葉。

Culture 2021.04.19

4月17日土曜日に行われたフィリップ王配の葬儀で、ひとつのディテールが注目を集めた。が、その詳細は明らかになっていなかった。彼の棺に書かれたメモが誰によって書かれたのか、そして何が書かれていたのかがわかった。

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フィリップ王配の棺には、花輪と一緒に手書きのメモが置かれていた。(ウィンザー、2021年4月17日)  photo : Abaca

フィリップ王配の葬儀は、4月17日、ウィンザーのセント・ジョージ礼拝堂で執り行われた。世界中のテレビがこの歴史的イベントを中継し、マスク姿の参列者の顔をつぶさに追っていた。また、カメラはエディンバラ公の棺が礼拝堂に向かう様子や、その棺の装飾をも注意深く追いかけた。

この時、視聴者の目に留まったのが、花輪に添えられた小さなメモ。ただ、そのメッセージはテレビ画面越しには解読不可能だった。

イギリスの報道によると、このメモはエリザベス女王の手によってしたためられたもので、「愛すべき思い出に(In loving memory)」と書かれており、さらに夫が彼女のことを呼ぶときに使っていたニックネーム「リリベット」で署名したとも言われている。

別れの言葉のようでもあり、夫のそばを決して離れないという気持ちにも読めるメモは、王配の棺に飾られた白い花冠の中に納められていた。デイリー・メール紙によると、花冠も女王が自ら選んだもので、ユリ、バラ、フリージア、スイートピーなどの花があしらわれていた。

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ハンドバッグの中の写真

女王の控えめで私的なジェスチャーは、このメモだけではない。イギリスのメディアは、エリザベス女王が、新婚当時マルタ島で撮影した夫との写真をハンドバッグに入れていたことも明らかにした。

女王はいつもと同じ威厳に満ちた姿で、変わったところは何も見せなかった。しかし、これらのディテールは、フィリップ王配と73年間連れ添った94歳のエリザベス女王が、この悲しい日をどのような心境で過ごしたかを示唆している。

texte : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)

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