Manga meets CHANEL 3 マンガのインスピレーションソースとなったシャネルの世界とは?

Culture 2021.04.23

銀座のシャネル・ネクサス・ホールで4月28日からスタートする『MIROIRS - Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか』展。今回お届けする第3回は、マンガのインスピレーション源となった、シャネルのキーアイテムについて紹介。展覧会では、マンガ作品とシャネルにまつわる資料を、マンガの3つの章に合わせ、3つの部屋で展示する。

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<ガブリエル シャネルのアパルトマン>

カンボン通り31番地、鏡張りの階段を昇ったその先にあるガブリエル・シャネルのアパルトマンには、彼女が集めたさまざまな国や文化の調度品が所狭しと飾られている。この特別な場所は、彼女のクリエイションの源でもあった。

210422_01.jpg© CHANEL/Photo François Halard

少女期から晩年まで、さまざまな書物に触れ、本に導かれて空想力を育み、見えないものに対して神秘的な探求を行っていたガブリエル。彼女のアパルトマンには、本棚がびっしりと並んでいる。

展覧会では、作家たちにインスピレーションを与えたアパルトマンの写真や、伝説的な鏡張りの螺旋階段の写真が展示される。

コミック『miroirs』の1章の主人公は、読書と空想が好きな少女が主人公。彼女の物語は、私たちにマドモアゼルの言葉を思い起こさせる。

“翼を持たずに生まれてきたとしても、自分の翼が育つのを妨げてはならない” 

210422_1_ Coco Chanel aux miroirs, 1953© Robert Doisneau_GAMMA RAPHO.jpg© Robert Doisneau/GAMMA RAPHO

ロベール ドアノーが鏡張りの螺旋階段でガブリエル シャネルを撮影した1955年の写真。

210422_03_©Frank-Horvat.jpg©Frank Horvat

フランク ホーヴァットが鏡張りの螺旋階段でガブリエル シャネルを撮影した1953年の写真。

210422_04_BeatonVogue Condé Nast Archive ©Condé Nast.jpgBeaton/Vogue/Condé Nast Archive ©Condé Nast

セシル ビートンが鏡張りの螺旋階段でガブリエル シャネルを撮影した1965年の写真。

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<シャネル N°5>

マンガ『miroirs』にキーアイテムとして登場する、シャネルのアイコンともいうべきフレグランス「シャネル N°5」は、1921年に誕生。ゴールドに輝く複雑に構成された抽象的な香りは、シンプルで端正なラインのボトルに収められ、いつの時代にも普遍的な現代性をたたえている。目には見えない香りがもたらす魔法のような力、そしてそのストイックな美しさをたたえたボトルにインスパイアされた作者たちが描く物語『miroirs』に、「シャネル N°5」が、キーアイテムとして登場。

210422_05_©CHANEL.jpg©CHANEL

「シャネル N°5」ボトルデザインの変遷 1921-2012

210422_06_.jpg

有名な風刺画家でありマドモアゼルの友人でもあったセムは、リトグラフで「シャネル N°5」のモダニティにトリビュートを捧げている。

マンガ『miroirs』2章は、自由奔放に過ごしているようでいて、自らへの葛藤を抱える女性が主人公。そんな彼女に寄り添うのは、自分を信じ、自らの人生を切り開いたガブリエル・シャネルが生み出したあの香り、「シャネル N°5」だった。 

“女性そのものを感じさせる、女性のための香り”

210422_07_Photo_Kollar_publicité_1937_.jpg© Ministère de la Culture - Médiathèque du Patrimoine,
Dist. RMN-Grand Palais / François Kollar

1937年、ガブリエルは自らフランソワ・コラーが撮影した写真の被写体となり、「シャネル N°5」の広告の顔を務めた。当時、デザイナー自身が広告に登場するのは初めてのことだった。

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<マスキュリニティ/フェミニニティ>

伝統と革新、現代性と普遍性、そしてマスキュリンとフェミニンを融合したスタイルを作り出してきたガブリエル・シャネルは、同時代の人々を常に驚かせるパラドックスと密接に結びついていた。

マンガ『miroirs』3章は、ステレオタイプな価値観のなかで息苦しさを抱える少年の物語。

“かけがえのない存在であるためには、人と違っていなくてはならない”

そんなガブリエルの言葉が、時代を超えて私たちの心に響いてくる。

“ルージュをまとって、挑みなさい”

210422_08_Photo-Jean-Moral-©Brigitte-Moral-SAIF-Paris.jpgPhoto Jean Moral © Brigitte Moral SAIF Paris

ユニセックスなコーディネートのガブリエル・シャネルと、ダンサー・振付家のセルジュ・リファール。ガブリエルは、男性服に使われていたツイードやジャージー素材を女性服に取り入れ、また自身も男性服をそのまま身に着けることもあった。写真には“To my brother Serge, Coco“と書かれている。

210422_09_©CHANEL  photographe Guillaume  .jpg© CHANEL / photographe Guillaume Le Baube 

『MIROIRS - Manga meets CHANEL Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか』
期間:4/28(水)~6/6(日)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)
tel : 03-3779-4001(シャネル・ネクサス・ホール事務局)
開)11時~19時30分
入場無料
無休
※要予約。詳細は下記ウェブサイトにて。
https://chanelnexushall.jp/program/2021/manga
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