チャールズ皇太子が、恐怖で悲鳴をあげた夜。

Culture 2021.05.10

チャールズ皇太子がラップフィルムを発見したエピソードは、ミシェル・フォールの新作の中で、話題の逸話となりそうだ。3月に発売された著書『イギリス国王チャールズ』には、クラレンス・ハウスにチャールズ皇太子の恐怖の叫び声が響き渡った夜のことが書かれている。

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クラレンス・ハウスでイラク首相ムスタファ・カディミと会談するチャールズ皇太子。photo : Abaca

「多くの侍従に囲まれて育ったチャールズ皇太子は、一般の人には馴染み深い家庭の現実には慣れていないようです」

フランス人記者ミシェル・フォールは、最新の著書 『イギリス王チャールズ』(ラルシペル出版)の中で、チャールズ皇太子の生涯にまつわるさまざまな逸話を取り上げている。

クラレンス・ハウスでは、侍従、執事、料理人、運転手、秘書など、多くの人々が日々忙しく働いている。フォールは著書の中で、調査報道ジャーナリストのトム・バウワーによるチャールズ皇太子の伝記『反逆の王子』を引用。作者によると、ある晩、お腹を空かせたチャールズ皇太子が食べ物を探して冷蔵庫の扉を開けた次の瞬間、カミラ夫人が夫の叫び声を聞いたという。

原因を突き止めようとカミラ夫人が夫の元に向かうと、そこには冷蔵庫の前で立ち尽くすチャールズ皇太子が。

チャールズ皇太子はゾッとした様子で、皿を覆っている奇妙な透明の物体は何なのか、と妻に尋ねた。カミラ夫人はこう答えた——「ダーリン、それはラップよ」

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常時、世話をする側近の存在

この著書でミシェル・フォールは、母エリザベス女王の後、英国の王位に就くであろうチャールズ皇太子の生活の裏側に迫っている。

エリザベス女王の息子であるチャールズ皇太子は、公務では非常に自律的な人物に見えるが、家庭では多くの人々が彼の生活を世話している。トム・バウワーの言葉を引用してフォールは次のように述べている。「クラレンス・ハウスでは、チャールズ皇太子とカミラ夫人の快適で幸せな暮らしを約125人が世話しています」

チャールズ皇太子の日常生活は、さまざまなタスクをこなせるようにトレーニングを受けたスタッフによって常に整えられているのだ。「チャールズ皇太子は1日に最大8回着替えることもあります」とフォールはつづっている。

Michel Faure著、『Charles, roi d’Angleterre』、l’Archipel出版刊
 

texte : Léonie Dutriévoz (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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