9歳のスカヨハ、キュートなデビュー映像が公開!
Culture 2021.07.07
7月8日から全国の映画館で上映が始まった、『ブラック・ウィドウ』の主演を務めるスカーレット・ヨハンソン。第2子の妊娠も話題な彼女のデビューは9歳の時、コナン・オブライエンの「レイト・ショー」だった。今回、その当時の映像がYouTubeで公開された。若干9歳ながら、すでに未来のスターの貫録充分だ。
現在36歳のスカーレット・ヨハンソンはショービジネス界ですでに27年のキャリアを持つ。映画『ロスト・イン・トランスレーション』で一躍脚光を浴びた彼女は、その前に、映画『モンタナの風に抱かれて』で心を閉ざした思春期の少女を演じて感動を与えている。さらにその4年前、まだ駆け出しの頃、当時コナン・オブライエンが司会を務めていた人気番組『レイト・ショー』のコントでテレビに初出演していた。ユーチューブで公開されている1994年3月15日に放映された番組の映像には、当時9歳のスカーレットが、スペリングコンテスト優勝者の小学生サラ・ヒューグを演じる姿が収められている。
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演じたのは「いんちき娘」の役
第58回カンヌ国際映画祭ウディ・アレン監督作『マッチ・ポイント』上映会フォトコール。(カンヌ、2005年5月12日)photo : Abaca
コナン・オブライエンと共同司会者のアンディ・リクターから賞賛を受けた後、スカーレットが演じるサラは”sesquicentennial”(150年)という単語の綴りを出題される。サラはすらすらと答えるが、最終音節の”n”をひとつ忘れている。観客から喝采されるサラに、アンディが間違いを指摘。観客からブーイングを受けるアンディ。コナンもアンディを叱責し、サラに謝罪するよう言う。アンディが謝罪すると、サラは腕前を見せるチャンスとばかりに、”apologize”(謝る)の綴りを諳んじる。サラはここでも”z”と”s”を間違えるミスを犯す。アンディは改めてサラに間違いを指摘しようとするが、やはりブーイングがおきる。
コントはさらに続き、サラが優勝したというスペリングコンテストの映像が紹介される。ここでもサラはズルをしている。”lugubrious”(陰鬱な)のスペルを出題され、答えるサラ。彼女は”o”を言い落としている。にもかかわらずトロフィーは彼女の手に渡る。またもやアンディが文句を言う。ふくれっ面をしたいんちきチャンピオンは泣き真似で応戦。コナンは困り果て、この後一緒に番組の司会をしないかと彼女に提案する。たちまち笑顔になったサラは快諾し、お得意のいんちき曲芸を続け、コナンが口にする単語の間違ったスペルを次々に諳んじる。動画はここでおしまい。
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「恥ずかしい」思い出!?
2003年にふたたび「レイト・ショー」に出演したスカーレットは、このコントを見て、「恥ずかしい」と言いながらも大笑い。「私は当時、アンディの大ファンで、番組の後に彼にそう言うと喜んでくれたのを覚えているわ。サイン入りのポートレートをくれた。いまでも持っているわ」と彼女は話している。これまでに映画とドラマシリーズ合わせて65作に出演しているスカーレット。彼女が主演するマーヴェル・プロダクション製作の映画『ブラック・ウィドウ』が、7月8日に封切られる。この役を演じるのはこれで8回目だが、主役として出演するのは今回が初めてとなる。
text: Stéphanie O’Brien(madme.lefigaro.fr)