前代未聞のバス登場!カンヌを沸かせた超豪華俳優陣。

Culture 2021.07.14

パンデミックによる中止、そして度重なる延期を経て7月6日にフランスで開幕したカンヌ国際映画祭。フランス「Madame Figaro」が現地の様子をレポートします。

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レッドカーペット7日目。

ティルダ・スウィントンティモシー・シャラメ、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ...。7月12日、『The French Dispatch』の上映に合わせて、ウェス・アンダーソン監督作品の俳優たちが続々とカンヌ映画祭の大階段を登った。エキセントリックなアンダーソン・ワールドそのままの一風変わった登場ぶりに会場が沸いた。

【写真】ハリウッドの王子様、初のカンヌ大階段へ。

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『The French Dispatch』上映会前にカンヌ映画祭の大階段でポーズを取るティモシー・シャラメ、リナ・クードリ、ウェス・アンダーソン、ティルダ・スウィントン。(2021年7月12日) photo : Getty Images

これまでにもカンヌにルノー4電気自動車やバイクで乗りつけた人はいた。しかし7月12日に第74回カンヌ国際映画祭で上映された『The French Dispatch』の俳優陣の登場は、それ以上の驚きだった。

映画祭会場前に集まった観客は、あのビル・マーレイがバスでレッドカーペットに乗りつけるという光景を目にして度肝を抜かれた。

最初に姿を現したウェス・アンダーソン監督に続いて、国際的な評価の高い俳優たちが大型バスから次々と降り立つ。スーツにサングラスを合わせたオーウェン・ウィルソンはエイドリアン・ブロディと何ごとか打ち合わせをしている様子。その横で、口のイラストが描かれたマスクをつけたビル・マーレイがベニチオ・デル・トロと、やいやい言い合いながら会場へ向かう。

 

『The French Dispatch』公式トレーラー

 

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ティモシー・シャラメ、初の大階段

クールな風がクロワゼット通りを吹き抜けた。ティルダ・スウィントンはピンクのジャケットにスパンコールで覆われたロングスリーブ、オレンジのスカートというデヴィッド・ボウイ風の装い。

ゴールドのスーツにサングラスと白い靴を合わせたティモシー・シャラメにとって、カンヌの大階段は今回が初めてとなる。ウェス・アンダーソンについて「現代の偉大な映画監督」と評した後、25歳の俳優はエイドリアン・ブロディと大階段でポーズを取り、女性たちの大歓声が響くパレ・デ・フェスティバルのレッドカーペットをティルダ・スウィントンと手をつないで進んだ。

リナ・クードリ、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、アレクサンドル・デスプラ、そしてマチュー・アマルリック。喜びの表情を浮かべた俳優陣がそろって大会場に着席する。

新たな顔ぶれも続々とやって来る。ビル・マーレイとベニチオ・デル・トロのすぐ後ろの席では、時を同じくして到着したカンヌ映画祭執行委員長のティエリー・フレモーが一同を笑わせている。今回の作品はアングレームで撮影が行われた。俳優陣はアンダーソン監督が初めてフランスで撮影した作品に参加できて光栄だと口々に語っていた。

その数分前、カメラ・ドール部門審査員長のメラニー・ティエリーは、レッドカーペットで、映画館再開について喜びの言葉を述べていた。「いま、私たちが体験しているのは、とても感動的な瞬間。どの作品も勇気にあふれています」。時には風変わりな作品もありますがね...。

text:Chloe Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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