40歳になったメーガン夫人はいま、何を思う?

Culture 2021.08.05

8月4日(水)にメーガン夫人は40歳を迎えた。ハリウッド女優からロイヤリファミリーの一員へ。そしていま、カリフォルニアの自宅でハリー王子と2人の子どもたちに囲まれ、誕生日を祝う。

>>写真でたどるハリウッド女優からロイヤルファミリーへの歩み。

210805-megahn.jpg

イングランド北西部のマージーゲートウェイブリッジの開通式に出席したメーガン・マークルとエリザベス2世。(チェシャー州、2018年6月14日)Abaca

2021年8月4日、メーガン妃は40歳という人生の節目を自宅で家族と祝う。夫のハリー王子、そしてふたりの子どものアーチー(2歳)とリリベット(今年の6月に誕生)に囲まれて。ロイヤルファミリーから遠く、一家はいま、カリフォルニアで快適に暮らしている。

2018年5月19日にハリー王子と結婚するまでは、女優としてパパラッチに追われていた。『ジェネラル・ホスピタル』、『CSI: ニューヨーク』、『FBI失踪者を追え』などのテレビシリーズにゲスト出演した後、テレビシリーズ『SUITS /スーツ』の役で人気を得る。並行してインスタグラムやブログ「The Tig」を定期的に投稿し、ファッションや料理などのライフスタイル提案を行っていた。恋に落ちたのは、ハリー王子が初めてではない。彼と出会う前の2011年、プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンと結婚するも、2年後に離婚している。

---fadeinpager---

(ほぼ)お姫様の生活

メーガンとハリーのおとぎ話が始まったのは、2016年のこと。出会いを仕掛けたのはどうやらハリー王子のようで、共通の友人にウィンブルドン大会開催中、セッティングを頼んだとか。ミッションは成功、2017年に二人は交際を公表し、2018年に結婚、2019年と2021年には2人の子供に恵まれた。もっとも、ロイヤルファミリーの一員になることは容易なことではなかった。王室としての義務やプロトコルがあり、あらゆる批判にさらされ、厳格なルールに縛られ、過剰な報道報道に悩まされる・・・メーガン妃は抑圧されていると感じ、自分の居場所を見つけることができなかった。

窮地の乙女を助けに来る勇敢な騎士のごとく、ハリー王子はアーチーの誕生直後に移住を決意する。まずカナダ、やがてはアメリカへ。2020年、二人の王室離脱、「メグジット」が実行され、サセックス公爵夫妻は公務から引退する。エリザベス2世ら王室との関係がぎくしゃくするなかで、オプラ・ウィンフリーによる夫妻への暴露インタビューにより、慌ただしい出発の舞台裏が明らかになった。準備中のハリー王子の回顧録ネットフリックスとのドキュメンタリー制作契約、メンタルヘルスに関するドキュメンタリーシリーズ、夫妻の設立した制作会社アーチウェル・プロダクションズの運営など、サセックス公爵夫妻のハリウッド生活は忙しいことになりそうだ。さあ、新しい10年の始まりだ。

text: Léonie Dutriévoz (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories