大宮エリーによる、"その場が清まる" パワースポットの写真集。
Culture 2021.08.06
大宮エリーにとって初めての写真作品集『SACRED SPACE(セイクリッド スペース)』と『SHASTA(シャスタ)』が、この夏、2冊同時に発売された。
『SACRED SPACE』大宮エリー撮影・監修 ¥4,500 大宮エリー事務所刊
『SHASTA』大宮エリー撮影・監修 ¥4,500 大宮エリー事務所刊
きっかけは、2020年に自身の癒しとチャージのために訪れた、長野・諏訪大社の御柱と北海道・洞爺湖。そして、転機を起こすため、2012年に訪れた、アメリカ・カリフォルニア州にあるネイティブアメリカン、ナバホ族の聖地、シャスタ。さまざまなパワースポットで大宮エリーが撮影した写真を、本人監修のもとこれら2冊の作品集に収めた。
「置くだけで “その場が清まる本”できました。写真集というよりも、これ自体が作品なのです。1冊1冊丁寧に作りました。いわば “置けばパワースポット”。ついでに聖地の解説付き! 『枕元に置くと安眠できた!』との声も。遠くに行かずとも、おうちでリフレッシュしていただけたらと思って制作いたしました。こんな時代ではありますが静謐で、神秘的な時間を過ごしていただければと思います。 Have a sacred space!」と大宮エリーはコメントを寄せている。
思うように旅行もできず、先行きの見えない日々を誰もが過ごしているいま、心が洗われるようなパワースポットで大宮エリーが切り取った風景の写真を眺めることは、一種のセルフケアになりそう。ぜひ写真集で浄化される感覚を味わってみて。
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『SACRED SPACE』より。長野・諏訪大社や京都の竹林、アイヌの聖地と言われる洞爺湖などを訪れた。「からだの痛みがとれた場所でもあり、ものすごくパワーのある場所」と評した大宮エリー。「崇高なエネルギーと瑞々しい気を1ページ1ページに大切に封じ込めました。めくるだけで、浄化される感覚」
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『SHASTA』より。「(ナバホ族の聖地、シャスタの)地下には巨大なクリスタルが埋まっているとも? 呼ばれた人しか訪れることができないと言われ、そこを訪れると人生の転機や、魂の歓喜が起こると言われています。パワーをシャワーのように浴びることができる1冊」と大宮エリーは解説する。
text: Natsuko Kadokura