エリザベス女王、ハリー王子の回顧録に対する「弁護団」を結成か

Culture 2021.08.24

孫のハリー王子回顧録の出版を予定していることを受け、エリザベス女王は王室への直接攻撃に備えている。たとえ法廷で争うことになっても、だ。

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「もう十分だ」、とバッキンガム宮殿ではささやかれている。王室に近い消息筋によると、エリザベス女王は、ハリー王子とメーガン夫人による「度重なる攻撃にいら立っている」という。ハリー王子は回顧録を出版する意向を示し、すでに執筆を始めているようだ。

最近のサセックス公爵夫妻の公の場での活動、特にオプラ・ウィンフリーとのテレビインタビューは、暴露や英国王室に対する批判を含んでいた。今回、95歳の女王は、そのような事態を予期し、法的な闘いに備えるための準備を進めているようだ。

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予想される訴訟の行方

「許容範囲には限りがあり、女王とロイヤルファミリーはその限界に達している」と、消息筋はサン紙に語っている。彼女によると、王室は弁護団を結成し、名誉毀損やプライバシー侵害を訴訟する事態に備えているという。

「もし誰かの名前が本の中で挙げられ、直接非難された場合、それは名誉毀損となり、プライバシーを侵害する可能性がある」と消息筋は語る。「弁護団は、回顧録の出版社に連絡し、その内容について事前に知らせるよう要求し、それに対して反論する権利を求める可能性もある」

ハリー王子とメーガン夫人がアメリカにわたって以来、サセックス公爵夫妻の攻撃に対し、バッキンガム宮殿が反応を示すことはなかった。しかしエリザベス女王はいま、この冷戦に新たな一石を投じようとしている。

text : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)

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