ラミ・マレックがキャサリン妃にぶつけた率直すぎる質問とは?
Culture 2021.10.08
10月6日、アメリカのトークライブ番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で悪役サフィンを演じたラミ・マレックが出演、2019年の英国アカデミー賞授賞式でキャサリン妃に子育ての質問をした思い出を語った。
007最新作のプレミア上映会でのラミ・マレック。(ロンドン、2021年9月28日) photo : Abaca Press
キャサリン妃の魅力に参ったのはダニエル・クレイグだけではないようだ。最新ボンド映画、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に出演したラミ・マレックが10月6日、アメリカのトークライブ番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に登場した。トークは出演作から脱線し、キャサリン妃と初対面した時の思い出に。それは2019年2月10日の英国アカデミー賞授賞式でのこと。キャサリン妃にとっても印象的だったかもしれない。なぜなら会話は2018年4月23日に誕生したルイ王子に関連していたからだ。
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「とても慎重な方々」
「たまたまキャサリン妃を目にして、『お疲れでしょう』と申し上げました。なぜ、と聞かれたので、『赤ちゃんがいらっしゃいますよね?』とお答えしました」とラミ・マレックは語る。キャサリン妃はこの質問に意表を突かれたようで、話を外らせようとしたのか、「あなたはお元気ですか?」と返したそうだ。
ラミ・マレックは諦めず、キャサリン妃の体調が心配なことを重ねて伝えたが、妃は無言だった。「とても慎重な方々です。でも、一瞬の隙がありました。私をご覧になった妃の目は、『子育ては大変』なことを告白しているかのようでした。このうえなくエレガントでプロフェッショナルで気品に満ちたやり方です」
手助けを申し出るチャンスだった。「しかも我ながら傑作なことに、こんな申し出をしたんです。『もし自由になる時間が必要でしたら僕が代わりをいたします。ベビーシッターをしますのでどうぞ外出して楽しいひと時を過ごしてください』ってね」
しかし、司会のジミー・キンメルが笑い混じりにほのめかしたように、007の最新作で悪役サフィンを演じたこの俳優からの申し出を真面目に取る人は皆無だろう。
text : Tiphaine Honnet (madame.lefigaro.fr)