全国のミニシアターを繋ぐイベントの第2弾!

Culture 2021.10.26

1970年代から今日まで、”ミニシアター”という呼称で親しまれてきた、日本のアートハウス。東京ならユーロスペースなど、映画好きなら誰もがお気に入りや思い出のアートハウスがあるのでは? そんなアートハウスの歴史を彩ってきた傑作を上映し、気鋭の映画作家たちを講師に迎え、レクチャーやトークで上映作品の魅力に迫る連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」。今年1月終わりから2月初めにかけて開催されたイベント第1回目の反響に応えて、第2弾となる「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」が、12月11日から開催される。

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第2回目となる今回は、今年6月に東京都青梅市にオープンしたシネマネコなどが新たに参加し、全国23館を繋いで同時開催。イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督『クローズ・アップ』(1990年)や、ゴダールらにも大きな衝撃を与えたボリビア・ウカマウ集団のホルヘ・サンヒネス監督『鳥の歌』(1995年)など全7作品を上映する。これらの「ネオクラシック(新しい古典)」と呼びうる作品の日替わり上映に加え、映画作家の想田和弘、映画監督の深田晃司や岨手由貴子らによるレクチャーやトークの模様を参加劇場のスクリーンにライブ中継。さらにオンラインツールを介して、全国の観客との質疑応答を交えながら、これからのアートハウスについての知見を共有する。冬の夜に、上質な作品を観賞し、映画や作品への知識をさらに深められる充実した時間を過ごしに、ぜひアートハウスへ足を運んでほしい。

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『友だちのうちはどこ?』(1987年)、『桜桃の味』(1997年)などの作品で日本でも長く愛されているアッバス・キアロスタミ監督による『クローズ・アップ』(1990年)。再現ドラマとドキュメンタリーを交差させて描いた本作は、実際に映画監督だと身分を偽り逮捕された青年の物語。©︎1990 Farabi Cinema

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ホルヘ・サンヒネス監督が、実際に経験した事実を基に構成した映画『鳥の歌』。アンデスの山並みに囲まれた高地に暮らす先住民の村を舞台に、16世紀にアンデス社会にやってきたスペイン人遠征隊に関する映画の撮影を開始するが、そこでの自身らの振る舞い・行動が、先住民たちの逆鱗に触れてしまう…。©︎GRUPO UKAMAU

「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」
期間:12/11(土)~12/17(金)連日19時開映
会場:全国23館(東京:ユーロスペース、シネマネコ 大阪:シネ・ヌーヴォ、第七藝術劇場 福岡:KBC シネマ1・2など)
料金:1プログラムにつき、30歳以下¥1,200、31歳以上¥1,800
https://arthouse-guide.jp/
*上映作品スケジュール、講師、対談相手など、全プログラムの詳細は近日発表。

text: Natsuko Kadokura

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