ベラ・ハディッド、涙まじりの投稿で自身の状況を告白。
Culture 2021.11.11
2021年11月9日、24歳のトップモデル、ベラ・ハディッドがインスタグラムにセルフィーを投稿。たびたび燃え尽きている状況を告白した。
デミ・ロヴァートやヘイリー・ボールドウィンをはじめとして、最近、メンタルヘルスに関心を寄せるセレブは多い。photo:Getty Images
Facebookを内部告発して有名になったフランシス・ハウゲンの、米議会での公聴会に証拠として採用されそうな言葉も載った投稿だった。「SNSには本当のことが載っていない」というコメントとともに、ベラ・ハディッドは泣き顔のセルフィー写真を複数枚インスタグラムに投稿し、自らのうつ症状を告白した。
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真実をさらけだす
まぶたを腫らしてまつ毛もべたべた、頬を涙が伝う。ベラ・ハディッドは素の自分をさらけだすことを決めたようだ。「どうしてだか分からないけれど、ここ(SNS)で本当の自分を伝えずにいることがますます苦しくなってきた。悩んでいるすべての人へ。時には、あなた一人じゃないよ、という言葉で十分だったりするものね」とキャプションにある。
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投稿の中には、歌手ウィロー・スミスがメンタルヘルスについて語るビデオも含まれており、その言葉はキャプションにも書き写されている。「人々が忘れがちなのは、基本的に誰もが同じように感じているということ。迷いや混乱のなかで自分がなぜここにいるのかわからなくなる。欠点を通じて結びつきましょう。不安も喜びも幸せもすべてが美しく自然なものとして受け入れましょう」
ここ数年、ベラ・ハディッドはインスタグラムで繰り返し、10代の頃から直面してきた不安やうつ体験について語ってきた。「これが私の日常、昼も夜も」と今回の投稿にもある。
ベラ・ハディッドは、一人でも多くの人を安心させようとこんなふうにも書いている。「精神的に不安定な状態はずっとそのままというわけじゃない。凸凹のジェットコースターのようなもので、浮き沈みがある。でも知って欲しいのは、トンネルを抜ければ必ず希望の光があり、ジェットコースターには必ず終わりが来るということ」
text: Julia Mokdad (madame.lefigaro.fr)