カーディ・Bの衝撃ルックふたたび!今度はあの名作をオマージュ。
Culture 2021.11.24
11月21日、ロサンゼルスで行われたアメリカン・ミュージック・アワードのレッドカーペットに登場したラッパーのカーディ・B。スタンリー・キューブリック映画にインスパイアされたゴールドのマスクで、映画界にオマージュを捧げた。
アメリカン・ミュージック・アワードのレッドカーペットに、ゴールドのマスクとスキャパレリのドレスで登場したカーディ・B。(ロサンゼルス、2021年11月21日)photo: Getty Images
アメリカン・ミュージック・アワードの授賞式が11月21日にロサンゼルスで開催され、音楽界の立役者を表彰した。そんな中、司会を務めたカーディ・Bは、映画界にウインクをしてみせた。
1999年の映画『アイズ ワイド シャット』でトム・クルーズが身に着けたのにそっくりなスキャパレリのゴールドマスクで顔を隠したカーディ・Bは、まるで無名を装うかのようだった。
キューブリック映画へのオマージュを(意図的に?)さらに効果的にしようと、彼女は、黒いロングビュスチェドレスと、上半身を覆うチュールもプラス。こちらももちろんスキャパレリの作品だ。
さらにマスクとおそろいの長い金の爪をあしらった黒手袋、地中海の目のシンボルをモチーフにした金とラインストーンの巨大なイヤリングには、小さなダイアモンドを飾ったいくつもの“指”がぶらさがっている。
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アメリカン・ミュージック・アワードのレッドカーペットに、ゴールドのマスクとスキャパレリのドレスで登場したカーディ・B。(ロサンゼルス、2021年11月21日)photo: Getty Images
目が離せない
このルックで、カーディ・Bは最もエキセントリックなスタイルを主張するセレブに仲間入り。パリのファッションウィークで巨大なキュウリと化して笑いを誘った彼女だが、アメリカン・ミュージック・アワードのレッドカーペットでは、ビル・ハーフォード(キューブリック映画でトム・クルーズが演じた人物)役を演じたというわけ。これからも目が離せない。
text : Blanche Marcel (madame.lefigaro.fr)